1月12日に初めて開催された「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の「2018-19 SMBC e日本シリーズ」。初代日本一は埼玉西武ライオンズ

コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)と日本野球機構(NPB)は、プロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の「2018-19 SMBC e日本シリーズ」を1月12日に初めて開催した。初代日本一に輝いたのは、パシフィック・リーグ代表の埼玉西武ライオンズだった。同大会で19年シーズンの開催も決定しており、選手たちのさらなる活躍が期待できそうだ。

eBASEBALL パワプロ・プロリーグは、NPBに所属するプロ野球全12球団それぞれにプロ野球eスポーツ選手を登録し、日本一を目指すプロ野球eスポーツリーグ。初開催となった「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018-19」は、プロテスト、eドラフト会議を経て、11月に開幕した。競技タイトルにはKONAMIのPlayStation 4用ソフト「実況パワフルプロ野球2018」を使用している。

「e日本シリーズ」は、両チームの3人のプレーヤーが3イニングごとにプレー。今回は、セントラル・リーグ代表の横浜DeNAベイスターズと、パシフィック・リーグ代表の埼玉西武ライオンズが対戦。西武が6対3で勝利した。

当日の会場「ビッグサイトTFTホール」は入場制限がかかるほど盛況だった中、場内で227人、パブリックビューイングスペースでも100人以上が観戦した。西武の主将を務めるBOW川選手は、「相手は強いチームだったが、3人で力を合わせて勝つことができた。苦しい時も励ましてくれた、ミリオン選手となたでここ選手と一緒のチームになれて良かった」などとコメントしている。

今シーズンの試合の模様は、会場席での応援のほか、総合スポーツメディア「SPORTS BULL」、ゲーム実況配信プラットフォーム「OPENREC.tv」、パシフィック・リーグ公式動画配信サービス「パ・リーグTV」での生配信、KONAMI公式サイトでのアーカイブ配信を行っており、総視聴回数が200万回を超えるほど注目度は高い。スポンサーとして協力した企業については、シーズン中の試合が行われるゲーム内球場でのロゴ掲出や、大会動画内でのCM放送を実施した。

開催が決定している19年シーズンについての詳細は、後日公式サイトで告知する。