初の単独ツアーを開催したSecret 左からジウン、ソナ、ヒョソン、ジンガー 初の単独ツアーを開催したSecret 左からジウン、ソナ、ヒョソン、ジンガー

韓国出身の4人組ガールズグループ・Secretが3月8日、Zepp Tokyoで日韓通して初となる単独ライブ・ツアーの最終公演を行い、2700人を魅了した。

Secretの初ライブ・ツアー最終公演の写真

一昨年、韓国でリリースし、一気にSecretの知名度を上げた楽曲『MAGIC』でライブがスタート。初ワンマンにメンバーの気合も十分で「盛り上がっていきましょう!」(ジンガー)と叫ぶと、ぎっしり埋めつくされた客席からひときわ大きな歓声が上がり、会場のボルテージは一気に上昇した。そんな熱気溢れる客席を見渡し、リーダーのヒョソンは「待ちに待った初めてのソロライブ。夢みたいです」と感激の様子。そして、おなじみの「最後まで、よろシークレット」とダジャレであいさつすると、日本デビュー曲『Madonna』や最新曲『これくらいのサヨナラ』など全20曲を熱唱し、多彩なステージを展開した。

『Shy Boy』などのポップソングでは、可愛らしいダンスを元気いっぱいに踊ってキュートな魅力を発揮。一転、バラード楽曲『La La La』などでは、マイクスタンドを用いながら、しっとりと歌い上げて大人の魅力を放った。メンバー自ら考えて決めたというソロ・コーナーは、個々の持ち味を活かしながらも、新たな一面を見せるパフォーマンスで魅了。ジンガーは、ソロ楽曲『Amazinger』で得意のラップとダンスを、ジウンは「中学生の時から大好きだった」という宇多田ヒカルの『First Love』を感情豊かに歌い上げ、「みんなに聞いてもらえてとても感激」と爽やかな笑顔を見せた。続くソナは、BoAの『Jewel Song』と『Valenti』をメドレーでカバーし、社交ダンスも披露。そして、「(BoAは)小さいときから憧れの大先輩。ソロライブで(BoAの曲を歌う)夢を叶えたことが嬉しい」と笑うと、最後はヒョソンがビヨンセの楽曲『Naughty Girl』と『Crazy in Love』をカバーし、男性ダンサーを従えてセクシーかつパワフルなダンスで魅せた。

最後は、3か月におよんだという練習を振り返り、「ライブでみんなと会えると思っていたから、大変な練習も幸せでした。(ワンマンの)夢を叶えてくれたみんなに心から感謝してます」(ヒョソン)、「みなさんと私たちがここいることは運命です!」(ジウン)と喜ぶと、大きな歓声が上がった。

アンコールでは、新曲『Twinkle Twinkle』(6月発売)が、テレビ東京系アニメーション『NARUTO-ナルト-SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』(4月3日午後6時~ TX系6局ネット)のエンディング曲に起用されることを発表。客席が歓喜に沸く中、『恋はロング・ラン』など2曲を披露すると客席をバックに記念撮影も。ヒョソンが「ここいにいるみなさん、一人ひとりがいたからこそ、ここまでくることが出来ました」と感謝を述べると、メンバーとダンサーが手をつなぎ、客席に向かって深々と一礼。感極まったヒョソンは笑顔ながらも熱い涙を見せ、ほかのメンバーも口々に「ありがとう」ととびきりの笑顔でステージを後にした。

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