『バケモノの子』(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

2015年7月11日、12日の全国映画動員ランキングは、細田守監督の新作『バケモノの子』(全国355館)が初登場で1位に輝いた。2位は、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰した『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(全国339館)になった。

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1位の『バケモノの子』は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田監督による長編アニメーション。ひょんなことから“バケモノ”熊徹の弟子になった“人間の子”九太が、想像を超えた出来事を通して成長していく姿と、その先に待ち受ける戦いを描く王道エンターテインメント。

続いて初登場2位の『ターミネーター・・・』は、未来から送られてきた殺人マシン“ターミネーター”と人類の戦いを壮大なスケールで描く超大作。これまでの設定を引き継ぎながら、過去作で描かれたタイムラインが一新され、まだ誰も知らない物語が描かれる。

3位の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から、8位の『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』までは、先週から2つずつ順位を落としただけで顔ぶれは変わらず。

その他、週末に封切られた作品では、乃木坂46初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』(全国46館)が9位に、“アリの目カメラ”で虫の世界を捉えたドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』(全国206館)が10位に、山田悠介の原作を基に、園子温が映画化した『リアル鬼ごっこ』(全国101館)が11位に入っている。

『バケモノの子』
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