(写真左より)アレックス・ラミレス監督(横浜DeNAベイスターズ)、山崎康晃(同) (写真左より)アレックス・ラミレス監督(横浜DeNAベイスターズ)、山崎康晃(同)

1月29日、横浜DeNAベイスターズ『70th ANNIVERSARY PROJECT』発表記者会見が行われた。球団創設70年目を記念し年間を通じて実施される企画『70th ANNIVERSARY PROJECT』の三つの軸が明らかになったのだ。

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ひとつ目は球団創設の地・下関でのオープン戦開催である。3月10日(日)・オーヴィジョンスタジアム下関で広島東洋カープを迎え『70th ANNIVERSARY GAME』を開催。創設時のチームへ敬意を表し、選手たちは1950年時の大洋ホエールズ復刻ユニフォームを着用して試合に臨む。

ふたつ目は現在の本拠地・横浜スタジアムでの『70th ANNIVERSARY GAME』公式戦6試合の開催。4月13日(土)・14日(日)・広島戦、6月22日(土)・23日(日)・東北楽天ゴールデンイーグルス戦、8月10日(土)・11日(日)・中日ドラゴンズ戦は歴代のユニフォームからさまざまなエッセンスを盛り込んだ70th ANNIVERSARYユニフォームで戦うほか、70年の歴史を振り返るバラエティーに富んだイベントを実施する予定である。

そして三つ目は『70th ANNIVERSARY PROJECT』のオフィシャルスポンサーにマルハニチロが就任したのだ。前身の大洋ホエールズのオーナー会社であるマルハニチロと横浜DeNAベイスターズが70周年という節目で強力タッグを結成するというなんとも素敵な話である。

DeNA岡村信悟社長が「下関、川崎の時から支えていただいているファン・地域との縁を大切にして、次のステージに向う70周年にしたい」と目標を語れば、マルハニチロ伊藤滋社長も「53年間経営にかかわったベイスターズから今回の話をいただき、大変ありがたく非常に光栄。再びベイスターズと行動を共にする日を迎え万感の思い」と喜びを口にした。

また、この日は2019年シーズンスローガンも発表された。『Go Beyond the Limit.』(限界を超えろ)である。アレックス・ラミレス監督は「ポジティブな気持ちを込めたスローガン。去年4月の広島戦を終えて、東京へ向かう飛行機でこの言葉を思いついた。この3年間平均して70勝だった。優勝の80勝を目指したが足りなかった。選手、チーム全体が安定した戦いをするためにこのスローガンが最適。90勝を目標に限界を超えるシーズンを送っていきたい」とキッパリ。

70th ANNIVERSARYユニフォームに袖を通した山崎康晃も登場。特別なユニフォームの感想を「70年の歴史を感じる。気を引き締めてグラウンドに立てるユニフォーム。特に胸のエンブレムが気に入っている」と語った。

3月10日(日)・オーヴィジョンスタジアム下関での『70th ANNIVERSARY GAME』DeNA×広島のチケットは2月1日(金)午前11時~4日(月)午前11時の間チケットぴあにて先行抽選、2月6日(水)昼12時より一般発売。

※山崎康晃の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記