東芝が洗えるサイクロン掃除機、12気筒の遠心分離部を水でお手入れ

2015.7.16 19:50配信
東芝のサイクロン式クリーナー「TORNEO V(トルネオ ヴイ)」

東芝ライフスタイルは7月15日、キャニスタータイプのサイクロン式クリーナー「TORNEO V(トルネオ ヴイ)」VC-MG900とMG800、MG600、S500の4機種を8月中旬から順次発売すると発表した。価格はオープンで、税別実勢価格はMG900が9万円前後、MG800が8万円前後、MG600が6万5000円前後、S500が5万5000円前後。

ホームアプライアンス事業本部 HA第三事業部の千田一臣事業部長は、東芝のサイクロンクリーナーの歴史を振り返りつつ、新商品への意気込みについて次のように語った。

「2000年にDCタイプのコードレスで初のサイクロンクリーナー・VC-J1Xを発売して以来、累計出荷台数が710万を突破した。とりわけ、2010年にトルネオシリーズを投入してからは約300万台と急激に伸びている。サイクロンは東芝というイメージをさらに高めていきたい」と語った。

●清掃性のアップで吸引力などの基本性能も維持

新製品のポイントは、ゴミと空気を遠心分離する12気筒の「バーティカルトルネードシステム」の上部を開けられるようにして、水などで洗えるようにしたこと。付着した粉ゴミなどを簡単に取り除けるようにして清掃性を高めた。

「バーティカルトルネードシステム」は、いわばサイクロンクリーナーの吸い込み力やゴミの分離を行うための基幹システムともいえる。同社では粒子径0.3μm以上の微細塵を約99.999%補塵できるとうたっているが、まさにこれを実現するための重要なシステムのひとつである。

この部分にゴミが詰まってしまうと、吸引力やゴミを取る力の低下につながる。水洗いできるようにしたことで、清潔性を保てることはもちろん、こうしたサイクロンクリーナーの基本性能も維持できる。

トルネオ ヴイの遠心分離は、4つのパーツに分解できる。遠心分離したゴミがたまるダストカップには、同社の洗濯乾燥機「マジックドラム」で採用しているのと同じ、親水性コーティングを施している。油性ペンで書いた汚れも、水をかければ洗い流せるデモは、家電量販店の売り場でも見かける。それと同じ機能を、クリーナーにも水平展開させた。

清掃性について加えると、髪の毛やペットの毛などが絡まりやすいヘッド部の回転ブラシが分解しやすいのもトルネオ ヴイの特徴。ヘッド部をひっくり返すことなく、両端のロックを手で外すだけで、簡単にヘッドブラシが取り出せる。

今回は、ヘッド部に新素材のブラシ毛「イオンファイバーヘッド」を採用して、フローリング掃除のあとの気になるざらつき感を低減するとともに、はさみを入れられる溝を設けて、絡まった髪の毛やペットの毛などを切りやすくした。

東芝のトルネオ ヴイは、遠心分離部の清掃性を徹底的に追及しながら、基本性能も維持すことで競合メーカーとの差別化を打ち出している。

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