WD Cloudが日本上陸、スマホからもアクセスできるストレージを展開

2015.7.17 20:36配信
取材に答える米国WD社のスヴェン・ラスジェン WDネットワークコンテンツソリューションズ担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー。左手に「WD Cloud」を、右手に6TBモデルに内蔵しているHDD「WD Red Nas Hard Drive」を持っている

ウエスタンデジタルジャパンは、パーソナルクラウドストレージ「WD Cloud」を7月下旬に発売する。ラインアップは2TB/3TB/4TB/6TBの4種類で、価格はいずれもオープン。

PC、スマートフォン、タブレット端末など、あらゆるモバイル機器のデジタルコンテンツ管理、安全な一元管理とバックアップを実現する、トータルなローカルストレージソリューション。ルータに接続すると、インターネットに接続可能なあらゆる場所から、プライバシーを維持しながらファイルにアクセスできる。月額の利用料は発生しない。

Windows向け専用ソフト「WD SmartWarePro」を用意し、いつ、どこで、どのような方法でファイルをバックアップするかを選べる。また、MacではTime Machineのバックアップ先として使える。スマートフォンやタブレット端末向けのアプリを使用すれば、写真や動画のバックアップが可能で、PC上のコンテンツを同期し、モバイル機器からアクセスできるようにする「WD Sync」も用意する。

ファイルの閲覧、管理、共有は、ウェブブラウザから実行可能で、本体のUSB3.0ポートに外付けHDDを接続することで、容量の拡張にも対応する。また、DLNA対応機器への動画や音楽のストリーミングも可能。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.10/10.9/10.8/10.7。税別の実勢価格は、2TBモデルが2万5800円前後、3TBモデルが3万4800円前後、4TBモデルが4万4800円前後、6TBモデルが6万2800円前後の見込み。

製品発表会で、金森苧 ウエスタンデジタルジャパン代表取締役社長兼米国WD社コーポレートバイスプレジデントは「スマホやタブレットでも使えるストレージを日本市場に新たに投入することで、PCとスマホやタブレットのストレージ環境が提供できるようになった」と挨拶。

また、製品発表のために今回初来日した米国WD社のスヴェン・ラスジェン WDネットワークコンテンツソリューションズ担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーは「1世帯あたりのデジタルデータは、2016年にはおよそ3.3TBにも及ぶ見込みだ。こうした膨大なデータをどこにいても安全に使える環境が求められている。WD Cloudは自宅という安全な環境に膨大なデータを格納しながら、ネットにつながりさえすれば、世界中どこにいても自由にデータにアクセスできる」と話し、万一のために自身のパスポートデータをWD Cloudに保存しどこからでもアクセスできるようにしていると、実際にデモンストレーションしてみせた。

一方、ウエスタンデジタルジャパンの牛島学 コンテンツソリューションビジネス シニアセールスマネージャーは、詳しいデモンストレーションを披露。「PCやスマホのバックアップ先として使えるのはもちろん、WD Cloud自体のバックアップ設定も簡単」と語った。また、アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)と米WesternDigital(WD)は4月に国内での販売代理店契約を締結したが、「今回のWD CloudもI・Oデータさんのチャネルでも販売していく」と語った。

さらに、製品発表に先だってBCNが行った取材に対して、スヴェン・ラスジェン氏は「日本への製品投入がこのタイミングになったのは、日本語対応など、ローカライズが完成したからだ」と話す。日本でのウエスタンデジタルの位置づけは、国内の販売台数のトップメーカーを表彰するBCN AWARD 2015の「ハードディスクドライブ内蔵」部門で1位を獲得するなど、ベアドライブには強い。しかし外付けやNASといったカテゴリでは、まだ存在感が薄い。これについてスヴェン氏は「日本市場は、最も重要なマーケットの一つ。NASや外付けのカテゴリでも、これから是非とも大きなシェアをとっていきたい」と力強く意気込みを語った。

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