『浄霊探偵』の舞台あいさつに登壇した高柳明音

 映画『浄霊探偵』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の今野悠夫、高柳明音(SKE48)、鈴木かなえ、都築宏明監督ほかが登壇した。

 本作は、霊能師としての修行経験を持つ探偵・小笠原篤(今野)が、人気番組「心霊ハンター」のやらせ調査を依頼され…という、「浄霊」をテーマに描いたオリジナル作品。

 番組の司会者役で今野とW主演をした高柳は “現場で霊を感じたエピソード”を尋ねられると「夜、お手洗いに行ったら電気がつかなくて、エーッて怖かったんですが、ただ電球が切れてるだけでした」と冗談を飛ばしながら「実は、霊よりも怖いことがあったんです」と振り返った。

 それは、本作の企画にも携わった浄霊師の神島千尋氏に「今、私どんな感じですか?」と見てもらった時のことだという。「『君は、黒い大きな物を背負い過ぎているからこのままだと消えるよ』と言われて。霊よりも怖いと思って…」と苦笑い。それでも「取りあえず半年(たったが)消えていないので良かった。もうちょっと頑張っていきたいと思います」と語り、笑いを誘った。

 それを聞いた神島氏は「高柳さんに言ったのはあながちうそでもない。人の体には気の出入口というのがあり、そこに他人からの“あの野郎”という思いや恨み、念が突き刺さる。突然のめまいとか吐き気はそれが原因。実は、芸能界にはすごく多くて、よくこれで立っていられますねという人がいるけど、そういう矢がいっぱい刺さっているのが高柳さん」と語り、高柳をさらに恐怖に陥れた。