『HERO』の初日舞台あいさつに登壇した北川景子

 映画『HERO』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の木村拓哉、北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造、鈴木雅之監督が出席した。

 本作は、2001年の連続ドラマからスタートした、人気シリーズの映画化第2弾。

 木村は「朝早くから、キャスト、スタッフが気持ちを込めて作った映画『HERO』を受け止めてくださってありがとうございます。また(舞台あいさつが生中継されている)166の劇場に来てくださった方にも感謝します」とあいさつした。

 ドラマのシーズン2から、木村演じる検事・久利生公平とコンビを組む事務官・麻木千佳役で参加した北川は「『HERO』はこんなにもたくさんの方に愛されている作品なんだと実感しています。そんな作品に参加できて非常に光栄です」と笑顔で語った。

 壇上では司会者からキャストへの一斉質問のコーナーがあり、「役と一番ギャップがある人」「NGを一番出す人」「この中で一番Sな人」のお題に対して、そうだと思う者を指差す形で回答を求めた。

 「この中で一番Sな人」の質問にはほぼ全員が木村を指差した。北川から「木村さん自身が撮影中に『テラ級ドSだ』って言ってらしたから」と暴露された木村は苦笑いを浮かべた。

 また、木村が「(シリーズが)このまま終わるのか、続くのかはきっと皆さん次第だと思う」と呼び掛けると会場から大歓声が湧き起こった。最後に木村は「僕らが1カット1カット積み重ねた本編を、たくさん、たくさん楽しんでください」とアピールした。