言い訳3: 「親と話さないと」

「地方出身の彼は、なにかと口うるさい親のもとで育ったと聞いています。

同棲を始めて半年になり、私はそろそろ結婚を考えたいのですが、彼からは『先に親と話さないと』と言われ、はぐらかされています」(33歳)

「年上の彼は、ひとりっ子なので、将来的には親の介護も自分ひとりで担う覚悟だそうです。

と、そこまでは立派な話なのですが、同棲して1年を過ぎたころから、私が結婚の話を出すと『まずは親と話してみないと』と口グセのように言うようになりました。

親を出されると強く言えないのですが、なんとなく結婚から逃げる言い訳のような気がしています」(31歳)

高齢化社会になってからは、親の介護も多くの人にとって切実な話になっているのは事実です。

そんな背景を利用して「親の将来的な介護」を理由に結婚を先延ばしにしたり、親の意見を尊重するような“親思い”な面を強調して、結婚から逃げる男性もいるようですね。

“お金”、“仕事”、“親”は、それぞれ結婚生活とは深い関係にあるテーマです。

そのため、これらのキーワードを言い訳にすれば「結婚の話をはぐらかしやすい」と考える男性も、少なくはない実態に。

こんなことばかり口にして、なかなか結婚に動き出そうとしない男性とは、そのままズルズルと付き合っていても「時間の無駄」になりがちかもしれません。

「同棲までしたのに……」そんな気持ちは山々ですが、どこかで見切りを付けるべきかも!?

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」