左よりAyasa、佐々木収、樫山圭 左よりAyasa、佐々木収、樫山圭

1997年にミリオンセラーとなった『ESCAPE』で知られるMOON CHILD、『深い森』『遠くまで』など数多くのヒット曲を持つDo As Infinity(以下D・A・I)を中心とした音楽イベント「JUNHARADA PRESENTS THE GREATEST HITS vol.2」が2月10日(日)、東京国際フォーラムホールCで行われる。

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2組のディレクターだった原田淳氏のプロデュースによるこのイベントは、2017年3月以来2回目。1990年代後半の音楽シーンを代表する2組の“対バン”は、今回も大きな注目を集めそうだ。MOON CHILDの佐々木収(Vo)、樫山圭(Dr)、オープニングアクトをつとめるロックヴァイオリニストのAyasaにイベントの見どころを語ってもらった。

2017年に行われた第1回の手応えについて、それぞれこう振り返る。
「ギターの秋山(浩徳)が帰ってきたのが大きかったですね。オリジナルメンバー4人(佐々木、秋山、渡辺崇尉、樫山)で演奏するのは約20年ぶりだったんですが、すごく楽しかったし、お客さんも盛り上がってくれて。“待ってくれてたんだな”と肌で感じることができました」(佐々木)
「リハのときから、すごくやりやすかったんですよ。秋山と久々に演奏して“やっぱりだな”と思ったし」(樫山)
「前回のイベントで初めてMOON CHILDのライブを観たんですが、楽曲のクオリティはもちろん、一体感を生み出すステージが素晴らしかったですね」(Ayasa)

対バン相手のD・A・Iとは旧知の関係。そして原田氏との関係性も深い。共演による化学反応にも期待が集まる。
「事務所が同じでしたからね。他の現場で亮(大渡亮/G)にギターを弾いてもらうこともあるし」(樫山)
「ただ、対バンしたのは前回のイベントが初めてだったんです。伴ちゃん(伴都美子)とちゃんと話したのも、そのときが最初で。そこはやはり、原田さんの存在が大きいですね。僕らが『ESCAPE』をリリースした頃のディレクターが原田さんで、D・A・Iを発掘して育てたのも原田さんなので。『ESCAPE』を制作したときも、原田さんに“サビでファルセットを入れたほうがいい”とアドバイスしてもらったんですよ」(佐々木)

最後にイベントに向けての意気込みを語ってもらった。
「お客さんも僕らも同じように1990年代を共有しているわけだから、同窓会みたいに盛り上がれたらいいなって。あの頃に戻って、一緒に楽しみたいですね」(佐々木)
「オープニングアクトを任せてもらえるのはすごく光栄だし、会場の雰囲気を温めて、しっかり先輩たちにつなげられる演奏をしたいです」(Ayasa)
「MOON CHILDは今回もオリジナルメンバーでステージに立つので、リアルに当時の雰囲気を思い出してもらえると思います。亮君とも“セッションもやろうよ”と話をしていて」(樫山)
「うん。3組のコラボもあるかもしれないので、楽しみにしてください!」(佐々木)

取材・文:森朋之

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