4.いつも礼儀正しく!笑顔で!

どんなときも礼儀正しく、笑顔で挨拶を交わすことを忘れずに心がけましょう。沈黙は会話で埋めるのではなく、笑顔で逃げればいいのです。

そうすると、「口下手な人」「おとなしい人」「面白みのない人」と思われることもあるかもしれませんが、少なくとも相手に不快感を与えることはありません。
普段から存在感を主張していないので、特定の誰か(苦手なママ友)と自然消滅を狙っても、目立つことなく良好な関係を続けられます。

5.自分からは連絡しないこと!

「時間ができたら連絡するね」と言ってしばらく経ったら、真面目なママほど「そろそろ予定を伝えないと……」と思うかもしれませんが、苦手なママ友とは、子供の行事で会ったときに普通に挨拶や会話をしているのですから、敢えてこちらからそのことに触れる必要は無いのです。

子供の行事で会ったときに、苦手なママ友の方から「相変わらず忙しいの?」と聞かれたときには、「ごめんね。子供の時間をつくるので精一杯で。私、要領悪いのかしら。本当にごめんなさい」といったふうに謝っておきましょう。

苦手なママ友とはいえ、お誘いをお断りするのですから、申し訳なく思う気持ちを添えるのは礼儀です。

それに、このようなことが重なって数カ月が過ぎてしまえば、苦手なママ友も、もうあなたの連絡を待ってはいないでしょう。
新しい暇つぶしの相手をゲットして、その新たなママ友と意気投合してくれれば、自然とあなたにから遠のいてくれるでしょう。これで心おきなく自然消滅完了です。

終わりに

こんなふうに、礼儀正しい一線を引いたお付き合いをしていれば、多少の壁をつくっても、トラブルに巻き込まれることはありません。
相手の満面の笑みを、敢えて受け入れないのは心苦しいかもしれませんが、そこは心を強く持ちましょう。自分の身を守る術です。

ただし、極端なウソ、ちょっとした意地悪、面倒な表情には気をつけましょう。
そういったママの様子は、子供がお友達に真似をしてしまいます。ママの姿をいつも子供が見ていることも忘れないでくださいね。

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。
現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。