『ファンタスティック・フォー』 (C)2015 MARVEL & Subs. (C) 2015 Twentieth Century Fox

『アベンジャーズ』『スパイダーマン』などで知られるマーベルの人気ヒーローを再び映画化する『ファンタスティック・フォー』の日本オリジナル予告編映像が公開になった。

日本オリジナル予告編映像

『ファンタスティック・フォー』は、これまでに1億5000万冊以上を売り上げ、50年以上も続く長寿シリーズで、幾度となくアニメ化、映画化されてきた。今回は『クロニクル』で注目を集めた新鋭ジョシュ・トランクが監督を務め、『セッション』のマイルズ・テラー、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『クロニクル』のマイケル・B・ジョーダン、『127時間』のケイト・マーラが事故によって特殊能力を得た若者たちを演じる。

このほど公開された予告編には、リード・リチャーズという少年が生徒たちを前に「大人になったらテレポーテーションを実現します」と高らかに宣言する場面から始まる。教師と生徒たちは彼を相手にはしないが、未知の世界を追い続けた少年は成長し、仲間と共に人類の歴史を覆すような発見をする。

しかし、時として挑戦は犠牲を生む。未知の力によってリードはゴムのように伸縮する身体を、科学者のスー・ストームは透明になる身体を、スーの弟ジョニーは灼熱の炎に包まれる身体を、ベン・グリムは怪力と岩のような身体を手に入れる。しかし、彼らは驚異的な力に迷い、戸惑う。この力は何のために存在するのか? 彼らがこの力を使うとしたら、それはいつなのか?

映像は、クールなデザインでこれまでのイメージを完全に一新した“ファンタスティック・フォー”の世界と、壮大なアクション、バトルが描かれる一方で、望まない力を手に入れた者たちの迷い、成長、悪との戦い、チームが力を合わせて初めて得られるパワーなど、誰もが熱くなれるドラマがしっかりと描かれている。本作は、後に続くマーベル作品の“原点”的な存在として多くのファンを獲得してきたが、映画も、近年のヒーロー映画の魅力の“原点”を感じられるような、再び熱い想いを取り戻させてくれるような作品になりそうだ。

『ファンタスティック・フォー』
10月9日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー