『ミニオンズ』 (C)2015 Universal Studios.

愛らしい謎の生物ミニオンたちが主役になる映画『ミニオンズ』の特別映像が公開になった。ミニオンズの活躍を盛り上げる音楽の魅力に迫った愉快な映像だ。

特別映像

ミニオンは、バナナが大好きな謎の生物で“最強のボスに仕えること”を目的に地上に現れたが、なかなか彼らが心から心酔できるボスが現れない。そこで、ミニオンズの中からボブ、ケビン、スチュアートが最強のボスを求めて出発。1968年の英国で女悪党・スカーレット・オーバーキルに出会った彼らは彼女をボスにするが、またもや大騒動を巻き起こしてしまう。

本作の音楽は、『怪盗グルー』シリーズに引き続き、ヘイター・ペレイラが担当。彼が「小さなミニオンにド派手な音楽を合わせてみた」と語るとおり、映像では様々な楽器を駆使して演奏されるにぎやかな音楽に乗せて、ミニオンズたちが大暴れする場面が次々に登場する。また映像にはミニオンたちが喋る“ミニオン語”でコーラスを収録する場面が登場。ミュージシャンたちが楽しんで本作の音楽を作り上げていく過程が紹介されている。

また本作には、1960年代の英国&米国のムードを伝えるために様々なロック、ポップミュージックが登場。ザ・タートルズの『 ハッピー・トゥゲザー』をはじめ、ザ・ローリング・ストーンズの『19回目の神経衰弱』、ドアーズの『ブレイク・オン・スルー』、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの『パープル・ヘイズ 』、ザ・フーの『マイ・ジェネレーション』など大ネタが次々に登場。さらにはザ・ビートルズのあの名曲もミニオンズらしい演出で登場し、作品を盛り上げる。

ミニオンズは小さな子どもたちから愛されるキャラクターだが、映画はヒネリの効いたストーリーとブラックなギャグ、思わずニヤリとしてしまう選曲など幅広い年齢層を魅了する要素がたっぷりとつまっており、公開後は多くの観客から好評を集めることになりそうだ。

『ミニオンズ』
7月31日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー