「IDCF」チャンネルを利用した「myThingsプラットフォーム」との接続イメージ

IDCフロンティアは7月27日、IoT(モノのインターネット)分野に新たに進出し、ヤフーが提供する事業者向けIoTプラットフォームサービス「myThingsプラットフォーム」と、自作デバイスやウェブサービスなどを接続するためのバックエンドサービス「IDCF」チャンネルへの対応を開始した。

「myThingsプラットフォーム」は、各種デバイスやウェブサービスなどを接続して利用する、IoT分野の事業者向けプラットフォーム。IDCフロンティアは「IDCF」チャンネルを通じて、「myThingsプラットフォーム」やユーザー向けスマートフォンアプリ「myThings」と、自作のデバイスやウェブサービスとの接続・連携を可能にする、現時点で唯一の環境を提供する。

「IDCF」チャンネルでは、「myThingsプラットフォーム」と自作デバイス/製品/ウェブサービスを接続するサーバーを提供し、自作デバイスと「myThingsプラットフォーム」を接続するためのMQTTやWebScoket、REST APIに対応するとともに、GitHubにて通信ブローカーとセンサデータを保管・可視化するための構成イメージの配布を行う。

今回開始した「IDCF」チャンネルと「myThingsプラットフォーム」との連携によって、シングルボードコンピュータとセンサを接続した計測データの収集とアプリへのプッシュ通信、植物の発芽促進のための温湿度センサライトのコントロールとチャットへの通知、気象情報サービスの天候データと連動したエアコンのオン/オフのコントロールといった利用を可能にする。