(写真左より)谷口彰悟(川崎フロンターレ)、東慶悟(FC東京) (C)J.LEAGUE (写真左より)谷口彰悟(川崎フロンターレ)、東慶悟(FC東京) (C)J.LEAGUE

2月14日、『Jリーグキックオフカンファレンス』が開催された。J1リーグの監督・代表選手が一堂に会す中、リーグ戦2連覇中の川崎フロンターレの鬼木達監督、DF谷口彰悟が意気込みを語った。

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キックオフを明日に迎える『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』浦和レッズ戦の重要性について、指揮官は独特の表現をした。

「こういう大会は決勝戦のようなもの。我々がカップ戦を取れていない現状を見ると、こういう舞台でしっかり勝つ、そういう経験をしたい。しかも今回は実質アウェイみたいなもの。今年一発目の公式戦をレッズという厳しい相手にそういう厳しい舞台でやれることをポジティブにとらえている」

1週間後に開幕する『明治安田生命J1リーグ』も譲るつもりはない。鬼木監督が「3連覇は絶対に取りたい。その先も見据えたい」と言えば、谷口も「V3に挑戦できるのは僕らだけ。自信もあるし、勝つことが当たり前になってきた」とキッパリ。

昨季は2位に勝点12差をつけ、最多得点&最少失点もマークするなど、スタイルの完成形を見せたものの、監督もディフェンスのリーダーも現状維持のつもりはさらさらない。「攻撃のバリエーションを増やしたいし、決定力ももっともっと磨いていきたい。チャンスをもっと生かしていきたいし、選手の特長ももっと生かしたい。去年の勝点を上回りたいし、狙えるタイトルはすべて取りたい」(鬼木監督)、「まだまだ選手一人ひとりの質もそうだし、攻撃パターンやバリエーションも増やしたい。“フロンターレはこういう得点の取り方もできるんだ”と思ってもらえるようにしたい」(谷口)とさらなる高みを渇望する。

『明治安田生命J1リーグ』では徹底マークに遭うだろう。昨季は未勝利でグループステージ敗退に終わった『ACL』でもタフな戦いが待っている。過密日程を強いられても、勝ち切るために何が必要となるのか。鬼木監督と谷口は次のように語った。

「自分たちのスタイルを貫くことで勝利が付いてくると思っている。勝つためのサッカーが自分たちのスタイル。そこに違いはない」(鬼木監督)
「ブレないのが一番大事。長いシーズンいい時期もあれば、悪い時期もある。その悪い時に自分たちがやってきたことを見失わないことが大事」(谷口)

2月16日(土)・埼玉スタジアム2002での『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』川崎F×浦和のチケットは完売。2月23日(土)・等々力陸上競技場での『明治安田生命J1リーグ』開幕戦・FC東京戦、『フライデーナイトJリーグ』となる3月1日(金)・第2節・鹿島アントラーズ戦のチケットは本日2月15日(金)午前10時よりチケットぴあにて先行先着プリセール受付中、2月17日(日)午前10時より一般発売。