写真左から、一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 境田正樹理事、川淵三郎チェアマン、大河正明理事 写真左から、一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 境田正樹理事、川淵三郎チェアマン、大河正明理事

7月30日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)は、2016年秋に開幕するプロバスケットボール新リーグの1部~3部に所属するクラブ名を発表した。現段階では、1部リーグ・12クラブ、2部リーグ・5クラブ、3部リーグ・3クラブが確定。残りの1部または2部に所属するクラブ15クラブと、2部または3部に所属する10クラブは8月29日(土)に発表となる。なお、2015-2016シーズンは、現行通り『NBL』、『TKbjリーグ』の2リーグが並存する。今回、所属リーグが発表された20クラブは下記の通り。

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※()内は2015-2016シーズンの所属リーグ
■1部リーグ
秋田ノーザンハピネッツ(TKbjリーグ)、仙台89ers(TKbjリーグ)、リンク栃木ブレックス(NBL)、千葉ジェッツ(NBL)、トヨタ自動車アルバルク東京(NBL)、東芝ブレイブサンダース神奈川(NBL)、浜松・東三河フェニックス(TKbjリーグ)、アイシンシーホース三河(NBL)、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(NBL)、京都ハンナリーズ(TKbjリーグ)、大阪エヴェッサ(TKbjリーグ)、琉球ゴールデンキングス(TKbjリーグ)

■2部リーグ
青森ワッツ(TKbjリーグ)、福島ファイヤーボンズ(TKbjリーグ)、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋(NBDL)、バンビシャス奈良(TKbjリーグ)、高松ファイブアローズ(TKbjリーグ)

■3部リーグ
大塚商会アルファーズ(NBDL)、豊田合成スコーピオンズ(NBDL)、アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城(NBDL)

会見に出席した川淵三郎チェアマンは、未確定のクラブについて、「この8月末までに最終的に1~3部すべてのクラブが決まるが、財政面での強化や、多くのファンの賛同がクラブにあるのかどうか、情熱の部分も含めて決定していくことになる」と話した。

また、カンファレンスについては「出来るなら2つに分けてやれたらいい」とコメント。入替戦については「(今回)決まったクラブ数によって考えていく」とし、昇格クラブについては、「バツグンの戦力があって1部で優勝する実力があると認められても、条件が整っていなければ昇格することは絶対にない」と語った。1部リーグに所属するには、ホームアリーナの入場可能数5000人、年間試合数の8割のホームゲームを実施できるアリーナの確保、年間売上2.5億円の3つの条件を満たす必要がある。

9月13日(日)には、新リーグ1部に所属するトヨタ東京、アイシン三河、秋田、浜松の4クラブによる両リーグ共同企画のプレシーズンゲーム『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』が大田区総合体育館にて開催される。昨シーズンに両リーグのファイナルに進出した4チームの優勝クラブ同士、準優勝クラブ同士が対決する。この試合のチケット発売は、8月上旬を予定している。