思い出を残すのに最適なGoPro HERO7

旅行やアウトドア・アクティビティの思い出を残すとき、どのようなアイテムを使っているだろうか。近頃は、カメラ性能の高いスマートフォンで動画や写真を撮る人もいるかもしれない。しかし、最適なのは、手ブレ補正の性能が高く、広角で、高画質、高性能な写真や動画が撮れるアクションカメラ「GoPro HERO7」だ。ウィンタースポーツやレジャーで試してみたので、「GoPro HERO7」が旅の思い出の記録に適している理由を三つ紹介したい。

本体だけも高い防水性能

最初の大きな特徴は、防水性能だ。会社の上司が南国で楽しんだシュノーケリングで実力を発揮している。水深10mまでの防水性能を備えており、浅瀬で行うシュノーケリング程度のアクティビティなら本体と付属品だけで問題なく使える。それ以上深く場所で使う場合は、別売の「Super Suit」を使えば、水深60mまで耐えられるようになる。

写りもキレイで、ジンベエザメやサンゴ礁、魚がはっきりと写っている。スマホにも水中撮影用の専用ケースはあるものの、目線に近い感覚で自然に撮るのは難しい。また、万が一、紛失してもカメラの犠牲だけで済むのも、専用機を使う利点だ。

手ブレを抑える補正機能

次の特徴は強力な手ブレ補正。ウィンタースポーツには、会社の先輩と同僚が行ってきた。スキーやスノーボードは動きが激しく、一般的なカメラで動画を撮影しようものなら、ブレた動画になってしまう。一方、GoPro HERO7なら滑りながらでもブレを抑えた動画が撮影可能で、後で見返しても動画酔いは避けられるだろう。

また、過酷な環境にも耐えられる。先輩たちがゲレンデを訪れた日は猛吹雪で気温はマイナス4℃ほど。ゲレンデの標高は高いのでさらに寒かったはずだが、問題なく撮影できている。ヘルメットに装着しているので、装着者が本体を直接見ることはできないが、ボタン一つで撮影開始、停止の操作ができる点も魅力だ。

場所を選ばない使い勝手の良さ

そして、設置のしやすさから、気球などのアクティビティでも安心して使える。アタッチメントは従来機種と共通なので、以前GoProをから利用しているユーザーも、強力な手ブレ補正を求める場合は、買い替えるとさらなる楽しみが発見できるだろう。

最高の画質は4K60なので、鮮やかな動画が撮影できる点も嬉しい。魅力が多い一方で、録画する画質によっては、バッテリの消費が早いので注意が必要だ。不安な場合は、予備のバッテリを購入しておくと安心だろう。

卒業旅行やウィンタースポーツにピッタリな季節になってきた。スマホで撮っても思い出は残せるが、せっかくの機会なら、より鮮明に残してみてはいかがだろうか。(BCN・南雲 亮平)