Windows 10、190か国で無償アップグレードを開始

2015.7.31 19:9配信
Windows 10は高速で使いなれた操作感を提供。「ライブタイル」によって重要な情報も迅速、継続的に更新される

米マイクロソフトは、「Windows 10」の無償アップグレードを開始し、新しいPCやタブレット端末での利用に対応したと発表した。

Windows 7またはWindows 8.1のPCやタブレット端末ユーザーは、簡単にWindows 10へのアップグレードが可能。7月29日以降、Windows 10へのアップグレードを予約したユーザーには、インストールの準備ができたときに、順次通知がくる。企業ユーザーは、企業の環境での展開が可能になり、ボリュームライセンス契約を持つ企業は8月1日からWindows 10 EnterpriseやWindows 10 Educationへのアップグレードが可能になる。

●Windows 10対応デバイスは数か月後から

また、小売店のパートナーは、マイクロソフトによる過去最大のテック ベンチ プログラムによってWindows 10へのアップグレードのサポートを提供。世界中で10万人以上のトレーニングを受けた担当者と数万の店舗が参加している。無償アップグレードプログラムは7月29日から開始されているが、小売店でのWindows 10ソフトウェア製品は8月中旬~9月に世界中で入手可能になる予定。Windows 10が稼働するデバイスは、7月29日時点では一部の小売店でしか入手できなかったが、今後、数か月間にわたってさらに多くのデバイスが入手可能になる。

日本では、エディオン、ケーズホールディングス、上新電機、ピーシーデポコーポレーション、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラがWindows 10 アップグレード プログラムを提供している。

●スタートメニューが復活

Windows 10の特徴は、スタートメニューが復活。アプリが起動していない時でもスタート画面でニュースや天気、メールなどの最新情報が表示される「ライブタイル」で重要な情報も継続的に更新される。また、セキュリティ面では、安全性の高いWindows DefenderとSmartScreenの強化によって、ウィルス、マルウェア、フィッシングへの防御を強化。パスワード不要でログインできるWindows Helloなども提供する。システムを常に最新状態に維持するのも簡単で、最新機能やセキュリティ更新プログラムを受け取ることができる。

ほかにも、音声やペン、ジェスチャーを使ってPCとの自然な情報のやりとりもできる。OfficeやSkypeとも密接に連携して、スナップとタスクビューによってアプリを迅速に切り替えながら情報を整理できる。適切な情報を適切な時に容易に発見できるようにしてくれるパーソナルデジタルアシスタント「Cortana」を提供するほか、Windows 10から採用された新しいブラウザ「Microsoft Edge」では、高速なウェブの閲覧やすっきりしたレイアウトで記事が読める「読み取りビュー」をはじめ、ウェブページに直接コメントを書き込んだり、共有することができる。

●iPhoneやAndroidスマートフォンでも操作が可能に

統合されたXboxアプリは、Xbox OneとWindows 10デバイスを通じて友人、ゲーム、ゲームでの実績をまとめて通知する。Continuumは、タッチモードとデスクトップモード間でアプリが連動できる。写真やマップ、Groove(新しい音楽アプリ)、Movies & TVなどのエンターテインメント系の標準搭載アプリも豊富だ。クラウドのOneDriveでは、すべてのデバイスを通じてファイルが簡単に共有できる。Microsoft Phone Companionアプリは、iPhone、Android、WindowsベースのスマートフォンがWindows 10デバイスとシームレスに連携できるようにする。

Windows 10 タブレット向けのOffice Mobileアプリの提供は、Windows ストアで開始。仕事などで外出時に作成したWord、Excel、PowerPointのアプリも、小型タブレットでおなじみのタッチファーストの操作感が楽しめる。さらに、デジタルノートの要求に応えるために、フル機能のOneNoteアプリをWindows 10にプリインストール。Office デスクトップアプリの次期リリース(Office 2016)は、プロフェッショナルのコンテンツ作成向けに豊富な機能を提供する。これらのアプリは、キーボードとマウスによる正確な操作ができるように設計され、大画面を備えたPC、ノートPC、Surface Proなどの2-in-1デバイス向けに最適化される。

Windows 10は、ビジネスのプラットフォームとしても利用できる。サイバー攻撃からの防御をはじめ、最新のテクノロジが継続的に体験できる。アップデートの頻度もコントロールでき、たとえば従業員のグループごとに適した機能が選べる。

エンタープライズ級のセキュリティ機能を備え、パスワードをより安全なオプションで置き換え、企業のデータと個人情報を保護し、信頼できるソフトウェアだけを稼働することができる。新しい管理と展開のツールによって、デバイス管理をシンプルにするとともにコストを削減し、クラウドのMicrosoft Azureを活用してビジネスを強化することも可能だ。

新しく開設するWindows ストアでは、すべてのWindows 10デバイス上で動作する有償・無償アプリ、ゲーム、映画、テレビ番組、最新の音楽をワンストップで購入できる。Cortanaを使って音声でアプリをコントロールしたり、アプリのタイルでリアルタイムの通知を受けることができる。

Netflix、Flipboard、Mint.com、“Asphalt 8: Airborne”、The Weather Channelなどの既存のWindows 8.1アプリに加えて、Windows ストアは、Universal Windows Apps やゲームの新規アプリやアップデートを継続的に提供。Twitter、“Minecraft: Windows 10 Edition beta”、Hulu、iHeartRadio、USA TODAY、“Candy Crush Saga”などの多くのアプリが含まれる。WeChatとQQも間もなく提供される。

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