(左から)水原希子、三浦春馬、長谷川博己、石原さとみ

 映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の初日舞台あいさつが1日、東京都内で行われ、出演者の三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、樋口真嗣監督が出席した。

 本作は、『別冊少年マガジン』に連載中の諌山創氏による大ヒットコミックを実写映画化。圧倒的な力を持った巨人たちに絶望的な戦いを挑む人々の姿を描く。

 主人公エレン役の三浦(春)は「昨夜は夜中に1回起きちゃいましたが、今は晴れやかな気持ちです。なぜ舞台あいさつをするのかと考えると、宣伝もあるけどやはり一番は見てくれた皆さんに感謝を伝える場なんだとしみじみと感じました。この夏は“進撃”一色にしたい」とアピールした。

 また、本作の内容にちなんで“この夏に一番駆逐したいもの”“破りたい壁”を問われたキャストたち。これまでのイメージを一新するマッドサイエンティストを演じた石原は“気持ちの弱い自分”を挙げ、「つい(自分の演じた役の)ハンジってネットで検索して(観客の)リアクションを見ちゃいました。毅然(きぜん)と堂々としていればいいのに。(演じて)私が楽しかったんだからいいじゃん!って吹っ切れたらいいのに…」と告白し、苦笑いを浮かべた。

 一方、映画オリジナルのキャラクター、シキシマを演じた長谷川は「駆逐したいものはないです。越えられない壁もないです。人類最強の男なので」と役に掛けた回答をして会場を盛り上げた。

 映画は8月1日、9月19日に全国東宝系で連続ロードショー。