有吉弘行(左)と小嶋陽菜

 映画『テッド2』の日本語吹き替え公開アフレコイベントが4日、東京都内で行われ、テッド役の有吉弘行、「テッドもふもふファンクラブ代表」の小嶋陽菜(AKB48)が出席した。

 見た目は愛くるしいテディベアながら、中身は下品な中年おやじという主人公テッドの吹き替えを続投した有吉は「みんな基本は字幕で見ているんだろうなと思っているので気は楽です。僕は絶対に字幕派なので。でも一生懸命やっていますよ」と明かした。

 テッドの妻タミ=リンのバイト衣装を意識したワンピースに赤いエプロン姿で登場した小嶋から花束ならぬ“クマ束”を手渡された有吉は「異様に暑苦しいです。花の水分もあるしクマは重いし、ほこりもすごいのか鼻もむずむずします」と率直な感想を述べた。

 また、テッドが直々に指名する形で「テッドもふもふファンクラブ代表」に起用された小嶋の“人選”について、有吉は「いいんじゃないですか。AKB48卒業間近になって、ずいぶんとエロくなられましたからね」と語り、さらに小嶋を見て「よく一緒に仕事をしているので気楽でいい。いつもはもうちょっとむくんでいますが、今日は調整してきた感じがします」と評価した。

 有吉の公開アフレコを裏で聞いていたという小嶋が「感動しました。今もテッドといるみたいな気分です」と喜んだものの、有吉の毒舌は止まらず。「(前作も)吹き替えで見ました」という小嶋に「字幕は読めないですもんね。頭が悪くて」と言い切り、小嶋も「吹き替えだと何も考えないで見られる」と否定することなくうなずいて笑わせた。

 映画は8月28日からTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー。