チームラボは、中国・上海の新しい美術館 TANK Shanghai(上海油罐芸術中心)にて、大規模なオープニング展「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」を開催します。巨大な元燃油タンクが、人々のふるまいの影響を受けながら変容し続ける空間に。人々を作品の一部とし、人々と世界との関係性をより連続的なものに変えることを試みる本展は、TANK Shanghaiのタンク5号機にて、2019年3月23日(土)から8月24日(土)まで開催。




本展は、「Universe of Water Particles in the Tank, Transcending Boundaries」と「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる、Transcending Boundaries - A Whole Year per Hour」から成る、人々のふるまいの影響を受けながら変容し続ける巨大な空間をはじめ、一つの連続した波によるインスタレーション「Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる」を、複数のモニター作品と共に展示します。

アートによって、人々と世界の新しい関係を模索したいと考えているチームラボは、本展において、作品と作品の境界、人々と作品の境界、自分と他者との境界など、皆が当たり前のように考えているような境界を超え、様々な作品と人々が一つの空間で一体となり、影響し合うことを目指しています。

展覧会詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/tankshanghai2019/

TANK Shanghai(上海油罐芸術中心)は、国際的な現代アートコレクター喬志兵(チャオ・ジービン)氏によって設立された、上海都心の芸術と文化の新しいランドマーク。6万平方メートルにおよぶ敷地には、航空機用の燃油タンクをリノベーションした5つの建物を中心に、複数の展示スペース、公園、書店、教育センター、レストラン等が点在します。人々と社会、現代美術、都市、そして自然との繋がりを育むことを目的としたTANK Shanghaiは、上海の西岸(ウェストバンド)エリアの、芸術と文化活動の新たな中心地です。

喬氏のコレクションには、セアスター・ゲイツ、トーマス・ハウシーゴ、スターリング・ルビー、ミヒャエル・ボレマンス、ダミアン・ハースト、ウィルヘルム・サスナル、ヤン・ヴォー、チームラボ、張恩利(ザン・エンリ)、刘韡(リュウ・ウェイ)、徐震(シュー・ジェン)、仇暁飛(チュウ・シャオフェイ)、楊福東(ヤン・フードン)、曽梵志(ゾン・ファンジー)らの作品が含まれます。

チームラボと同時にTANK Shanghaiのオープニングを飾るのは、アルゼンチン出身のアーティスト、アドリアン・ビジャール・ロハス(Adrián Villar Rojas)の個展「Sometimes you wonder, in an interconnected universe, who is dreaming who?」。タンク3号機の独特な空間のために創られた作品が展示されます。

また、オープニングプログラムの一環としてTANK Shanghaiは、中国を代表するアーティスト13名のグループ展「Under Construction」も開催。部分的、実験的、または不完全をテーマとした本展には、

贾蔼力(ジア・アイリ)、張曉剛(ジャン・シャオガン)、張培力(ジャン・ペイリー)、徐震(シュー・ジェン)、曽梵志(ゾン・ファンジー)、唐狄鑫(タン・ディシン)、丁乙(ディン・イ)、胡晓媛(フ・シャオユエン)、何翔宇(へ・シャンユ)、楊福東(ヤン・フードン)、严培明(ヤン・ペイミン)、刘韡(リュウ・ウェイ)、刘小东(リュウ・シャオドン)らが参加。チームラボ、ロハスと共に、3月23日(土)オープン。

TANK Shanghai: http://qiaocollection.com/tank-shanghai/
TANK Shanghai WeChat: https://mp.weixin.qq.com/s/D_-ANdqGtvRZvIgdfGHEjA

【展示作品】
Universe of Water Particles in the Tank, Transcending Boundaries
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/w/universe_of_water_particles_tank/

他の作品の境界を越え、他の作品に影響を与えながら、Tankの中に流れ込む、巨大な滝。

水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化し滝を描いている。

人が作品の上に立ったり、作品に触れると、水の流れを遮る岩のように、その人自身が障害物となり、水の流れが変化していく。作品は、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

そして、水は、「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる」の花を散らせる。

花と人、コントロールできないけれども、共に生きる、Transcending Boundaries - A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together, Transcending Boundaries - A Whole Year per Hour
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/ew/flowerandpeople_hour_tank/

他の作品の境界を越え、一時間を通して、一年間の花々が咲いては散り、変化していく。

花は生まれ、成長し、咲き、やがては散り、枯れていく。誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける。 花は、人々がじっとしているといつもより多く生まれ、人々が花に触ったり、歩きまわると、いっせいに散っていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

そして、「Universe of Water Particles in the Tank」の水の影響で散っていく。

春、国東半島に訪れた際、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。そこは多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だった。そして、花が多いということは、その自然が、人の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこまでが自然で、どこからが人為的なのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違って、人間が自然を完全に把握することができない、完全にコントロールすることができないという前提で、自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないだろうか。この谷間の人里は、近代以前は海路によって栄えたが、陸路中心に変わった近代以降、長らく陸の孤島となった。そこには、近代以前の自然と人との関係が、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為的な行為とはどのようなものなのか考えさせられたのだ。

Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる / Black Waves: Lost, Immersed and Reborn
teamLab, 2019, Digital Installation, Continuous Loop, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/w/blackwaves_lost_immersed_and_reborn/

1つの連続した波によるインスタレーション(波は展示空間内で一筆書きのように全て連続して繋がっている)。人々は、他者と共に作品の一部となり、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界を連続的なものに変え、そして私たちと世界との、境界のない新しい関係を模索する。

コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし波を構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。

前近代の日本の絵画では、川や海など水は、線の集合として表現されることが多い。そして、その線の集合はまるで生き物かのようにどこか生命感を感じる。前近代の人々らには、実際、古典的な日本の絵画(川や海などで言うならば、まるで生き物のように見える線の集合)のように、世界が見えていたのではないだろうか。

「なぜ、前近代の人々が川や海そのものに生命を感じていたかのようなふるまいをしていたのか?」、そして、「なぜ、彼ら自身も自然の一部であるかのようなふるまいをしていたのか?」という疑問へのヒントが、それらの絵画表現の中にあるように感じる。

もし、ビデオカメラで切り取った本物の波よりも、本作の波の方に、より鑑賞者と作品世界との間に境界線がなくなるような、作品世界に入り込むような感覚、もっと大胆に言えば、その線の集合にすら生命体だと感じ、まるで鑑賞者が波に憑依するかのような体験をするならば、前近代的な日本の「世界の見え方」と、そこから発生する「世界に対するふるまい」とのつながりが見えてくる。

自然とは観察の対象ではなく、「自分自身も自然の一部である」と考えていたかのようなふるまいは、単に、かつての人々の見え方が、川や海のような自然の一部を生命体のように見せ、自然の一部にすら憑依させてしまいやすい見え方だったからではないだろうか。つまり、自然と自分との境界がないような感覚になりやすい見え方だったからではないだろうかと思うのだ。

永遠の今の中で連続する生と死 II / Continuous Life and Death at the Now of Eternity II
teamLab, 2019, Digital Work, 12 channels, Endless
https://www.teamlab.art/jp/w/continuous_life_and_death2/

17:33 Feb 18 Shanghai

現実の時間の流れの中で、花々は生まれ、つぼみをつけ、咲き、やがては散り、枯れて、死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。

作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。
あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が複製されることなく、変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

12:00 Jan 18 Shanghai


17:06 Jan 18 Shanghai

Impermanent Life, 時空が交差する場所には新たな時空が生まれる / Impermanent Life, at the Confluence of Spacetime New Space and Time is Born
teamLab, 2018, Digital Work, 4 channels, Continuous Loop

https://www.teamlab.art/jp/w/impermanent-life-space-and-time/
https://youtu.be/PdqzXVJxpRc

背景では、桜が咲いては散り、生と死を繰り返す。
そして、背景の複数の点から、一定のリズムと特定の間隔で放射状に広がるように円が生まれ大きくなっていく。生まれてくる円は、背景の世界の明暗だけを変える。




円相 - Cold Light / Enso - Cold Light
teamLab, 2018, Digital Work, Continuous Loop

禅における書画のひとつ「円相」(円形を一筆で描いたもの)を空間に一筆(空書)で描いている。空間に描かれた一筆は、空間上で静止しているが、視点が動くことによって、円に見える瞬間が生まれる。
「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築している。

禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表されたりしてきた。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされる。 見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人に任せられる。

https://www.teamlab.art/jp/w/enso-coldlight
https://youtu.be/DBOX3r-UAr8



【展覧会概要】
teamLab: Universe of Water Particles in the Tank
https://www.teamlab.art/jp/e/tankshanghai2019/
#teamLab, #tankshanghai
会期: 2019年3月23日(土)~8月24日(土)
会場: TANK Shanghai 上海油罐芸術中心(上海市龍騰大道2380号 タンク5号機)
時間: 火~金 10:00~20:00(最終入場 19:00)/ 土日祝 10:00~21:00(最終入場 20:00)
休館: 月曜日
代表電話: +86 (21) 6950 0005
主催: TANK Shanghai
料金: 最新情報は、TANK Shanghai WeChatオンラインチケットサイトをご確認ください。
http://u0u1.net/0e3D


【TANK Shanghaiとは】
TANK Shanghai(上海油罐芸術中心)は、国際的な現代アートコレクター喬志兵(チャオ・ジービン)氏によって設立された、上海都心の芸術と文化の新しいランドマーク。6万平方メートルにおよぶ敷地には、航空機用の燃油タンクをリノベーションした5つの建物を中心に、複数の展示スペース、公園、書店、教育センター、レストラン等が点在する。人々と社会、現代美術、都市、そして自然との繋がりを育むことを目的としたTANK Shanghaiは、上海の西岸(ウェストバンド)エリアの、芸術と文化活動の新たな中心地である。

喬氏のコレクションには、セアスター・ゲイツ、トーマス・ハウシーゴ、スターリング・ルビー、ミヒャエル・ボレマンス、ダミアン・ハースト、ウィルヘルム・サスナル、ヤン・ヴォー、チームラボ、張恩利(ザン・エンリ)、刘韡(リュウ・ウェイ)、徐震(シュー・ジェン)、仇暁飛(チュウ・シャオフェイ)、楊福東(ヤン・フードン)、曽梵志(ゾン・ファンジー)らの作品が含まれる。
WeChat:


【チームラボとは】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」(2014年)、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど国内外で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に超巨大没入空間「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」を開催中。2019年3月23日からTANK Shanghai(中国・上海)にて、「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」開催。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ・フィンランド)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery.

チームラボ: http://teamlab.art/jp/
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