加湿空気清浄機「F-VXL90」(左)と「F-VXL70」。床上30cmを強力吸引する新形状のメガキャッチフォルムを採用した

パナソニックは、床上30cmに滞留する花粉やハウスダストを強力に吸引する「F-VXL90」など、加湿空気清浄機の新製品3機種を9月15日に発売する。

空気の流れをつくりやすい曲線形状と大きく開口する下部吸い込み口を採用した「メガキャッチフォルム」を採用。床上30cmに多く分布する花粉やハウスダストなどの大きくて重い粒子を強力に吸引する。

また、ルーバーから前方30度に吹き出す風で花粉に特化した新気流(花粉撃退気流)をつくりだし、風量も高めることで花粉を強力に吸引する「花粉撃退モード」を搭載。これにより、花粉吸引スピードが向上した。

約0.3μmの微細な粒子まで検知する業界初の「高感度ハウスダストセンサー」を搭載。2.5μm以下の粒子の量を見極める「PM2.5解析プログラム」で、より高い精度でPM2.5の質量濃度を判定できるようになった。濃度が高い時は本体正面のサインで通知し、風量を高めて吸引する。

ラインアップと実勢価格は、空気清浄適用床面積が40畳(66m2)まで対応する「F-VXL90」が9万1000円前後、31畳(51m2)までの「F-VXL70」が6万7000円前後の見込み。「メガキャッチフォルム」や「高感度ハウスダストセンサー」を採用していない25畳(41m2)までの「F-VXL55」は5万3000円前後の見込み。カラーは、「F-VXL90」が木目調とホワイト、そのほかは、ホワイトとブラウン。

サイズは、「F-VXL90」が高さ640×幅398×奥行き268(下部含む309)mmで、重さは約11.8kg。「F-VXL70」が高さ640×幅398×奥行き238(下部含む279)mmで重さは約10.2kg。「F-VXL55」が高さ560×幅360×奥行き230(脚部10)mmで、重さは約8.3kg。タンク容量と加湿適用床面積(プレハブ洋室)は、「F-VXL90」が約4.0Lで24畳(40m2)まで、「F-VXL70」が約3.2Lで19畳(32m2)まで、「F-VXL55」が約2.3Lで14畳(23m2)まで。