原家族ワークについてはこちらの本に詳しい手順が載っています。『アダルト・チャイルドが自分と向きあう本』 アスク・ヒューマン・ケア研修相談室 (著)/アスク・ヒューマン・ケア (1997/3/1)

はたから見ると、とても一生懸命な「優等生タイプ」の人、人を楽しませることが得意な「道化師タイプ」の人、周りの人への気遣いができる「お世話焼きタイプ」の人。

そしてちょっと敬遠してしまいそうな「問題児タイプ」の人や、とても大人しい「いないふりタイプ」の人。

自分の周りにこういった人たちがいるときには、少し頭の片隅に「アダルトチルドレン」という考えを置いといてもらえるといいなと思います。

もちろんこうした特徴を持っている人すべてが、幼いときの家庭環境が原因でこうしたパーソナリティーを身につけているわけではありません。

でも、もし「この人ちょっと頑張りすぎてしまっているのでは」「つらそうだけど大丈夫なのかな」と感じた時、または本人から「実は小さい頃こんなことがあって…」と打ち明けられた時には、まずはその人のことを「受け入れる」ということをしてあげてほしいと思います。

そうすることで、相談した人は「ああ、自分のことを受け入れてくれる人がいるんだな」と感じ、次の一歩に進むことができるようになるかもしれません。

自分の今の状態をどうしたらよいのか分からない人が次の一歩に進むために、また周囲の人がそうした状態の人を受け入れてあたたかく見守っていくために…

この「アダルトチルドレン」という言葉が多くの人に知られていくといいなと思います。

(Conobie)

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