「醤油パン」を食べてみる

まず一口目は何もつけずに、パン本来の味わいを。
むむむっ! こっ、これは!

「醤油パン」=ただの醤油味のパンと思うことなかれ! 生地全体から広がる香ばしい香りと、深みのある優しい味わい。そして、もっちりとした食感。これは、もうイメージしていたものとはまったくの別物。

表面に塗られた「甘露しょうゆ」から伝わるコクと天然素材の甘味がアクセントとなって、その味わいに更に深みを与えている。これが二度仕込みの醤油の旨味と言うものか・・・

ワサビやバターを付けて食べればまた新たな感動!

 「醤油パン」のお供として提供されている「伊豆天城真妻(まづま)わさびと無塩バター」のセットは300円。

「パンにワサビ!?」と思いきや、甘味の効いた醤油に、すりたての生ワサビの風味が意外にもぴったり。そう、醤油にワサビと考えればごくごく自然な組み合わせ。もちろん、使用する天城「真妻わさび」も六川シェフが自ら探し求めた絶品ワサビ。そりゃ、美味しいに決まっているというもの。

すいませ~ん! 持ち帰りにひとつください!
店内では「甘露しょうゆ」も発売中(1本540円)

驚きのビジュアル!? ついに生プリンと対面!!

そしてもう一品。「しょうゆ きゃふぇ」の名物メニューと言えばこれ。
お待ちかねのアレですよ、アレ!

テレビで話題の“まいう~”な「プレミアム元祖生プリン(800円)」。

六川シェフが、素材へのこだわりともうひとつこだわり続けてきたのがデザートへのこだわり。

「夢あふれるデザート」。それが六川シェフの目指すデザート。お客さまが目の前に運ばれたデザートを見て「あっ!」と驚くような、ほかにはない創作デザート。

「とにかく六川シェフの発想がすごい! とてつもなく奇想天外」と藤野さん。
今話題となっている「しょうゆ きゃふぇ」の元祖生プリンも、従来の生プリンのイメージを打破するかのような驚きのビジュアル!

その全貌がいま目の前に!

なっ・・・生たまご!?

「生プリン」という言葉からイメージしていたビジュアルとは、まったく違う「しょうゆ きゃふぇ」のイチオシ生プリンは、バニラ風味のムースと生卵黄とキャラメルソースが別々になっていて、お客様自身がその3つの味を合わせて口の中に入れた時に初めて「生プリン」になるという発想。

使用している生タマゴは、もちろんシェフがこだわり抜いて探し出した相模原市の養鶏所・コトブキ園の最高品質タマゴ「恵壽卵(けいじゅらん)」。

六川シェフは、コトブキ園の「恵壽卵」と出会い、この素晴らしい素材の味を前面に打ち出し、その味がストレートに伝わるプリンをどうしても作りたかったという。

実は、「しょうゆ きゃふぇ」の生プリンには「レギュラー」(600円)と「プレミアム」(800円)の2種類がある。

右が「プレミアム」に使用する「恵壽卵」

その違いは、タマゴ。「プレミアム」に使用するのは「恵壽卵」だ。

殻に触れると「恵壽卵」の方はかなり堅くて丈夫な印象。

「レギュラーに使用する卵ももちろん上質な卵。でも、当店の生プリンの本当の味を知ってもらうには、ぜひ恵壽卵を使用したプレミアムを選んでほしい」と、思い入れたっぷりの藤野さん。

そんなに違うの? と半信半疑ながら、それならぜひとここで2品の食べ比べをしてみることに。