『ダンス オブ ヴァンパイア』 製作発表 『ダンス オブ ヴァンパイア』 製作発表

山口祐一郎主演のミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』の製作発表が8月11日に都内にて行われた。2006年の日本初演の千秋楽には、当日券を求めファンが1200人以上並んだという人気作。会見には山口のほか、ヒロイン役をWキャストで務める神田沙也加、元宝塚雪組娘役トップの舞羽美海ら出演者が扮装姿で登壇し、華やかなものになった。

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ヴァンパイアのクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究者のアブロンシウス教授の対決を軸に、ユニークな登場人物が入り乱れる物語。荘厳さと笑いが絶妙にミックスされ、熱狂的な人気を呼んできたヴァンパイア・ミュージカルの傑作の、4年ぶり、4回目の上演だ。主役のクロロック伯爵を日本初演から演じているのは、ミュージカル界の帝王・山口祐一郎。ここまでの人気を得たことについて「初演の時もびっくりしていました。たぶんプレイヤーもスタッフも、結果がこういうことになると知らずに一生懸命やっていた、その結果では。今回もそういう(人気作だという)ことを考えずに、楽しい素敵な作品になるよう、みんなで作れれば」と話す。また、今回衣裳とウィッグがリニューアルされたということで「気分も変わります。今回またどういう風になるのか、自分でも楽しみにしています」とにっこり。

クロロック伯爵が目をつける、宿屋の娘サラは今回新たに神田沙也加と舞羽美海がキャスティング。ふたりともこの役に憧れていたと言い、「(役が決まった報せは)車内で聞いたのですが、後部座席で足をバタバタさせながら「やったー!やったー!」とハイテンションに喜びました」(神田)、「私も飛び上がる思いでした」(舞羽)とその嬉しさを語った。また山口扮する伯爵の誘惑に惹かれていく役どころでもあることから、山口の魅力を聞かれたふたりは「お会いしただけで圧倒されるようなオーラがある。でもすごく面白い一面もある、お優しい先輩。でも山口さんの演じる伯爵の誘惑には、私自身だったら勝てない(笑)。頑張って、気を確かに持って挑みたい」(神田)、「包み込むような優しさをすごく感じるので、思い切り飛び込んでいきたい」(舞羽)とのこと。それを聞いて山口も「今日まで生きてきて良かった」と嬉しそうに話していた。

会見にはほかにアブロンシウス教授役の石川禅、教授の助手アルフレートをWキャストで演じる平方元基、良知真次、演出の山田和也が登壇した。公演は11月3日(火・祝)から30日(月)まで東京・帝国劇場にて。その後、大阪、愛知でも上演される。東京公演のチケットは8月29日(土)に一般発売開始。チケットぴあでは8月19日(水)11:00から23日(日)11:00までWEB先行抽選「プレリザーブ」を受付。前から10列目以内保証の<ぴあスペシャルシートS席>の受付もあり。