――撮影では、予定時刻よりも早く現地入りされたと聞きましたよ。

スヒョン「アハハ。撮影前からずっと緊張していたんですが、気合いが入りすぎて、スタッフさんより先に現地入りしちゃいました(笑)。2時間くらいかな……お弁当食べたり、歌詞を覚えたりして、緊張しながら待っていました。メンバーがいないと、ひとりは寂しいですね(笑)」

――メンバーのジュンさんも撮影現場にいらしたそうですね。

スヒョン「僕とジュンが出演したミュージカル『Run to You』を終えてすぐの撮影だったので、ジュンも一緒に来て応援してくれました。表情チェックをしてくれたりして。ジュンは、レギュラー番組の撮影もしていて、『君だけを』のカップリング曲『メロディー』のプロモーションビデオをジュンで作るという企画をやってたみたい。ジュンの方が格好良く仕上がっているかも(笑)」

――その『メロディー』は、玉置浩二さんの楽曲ですが、この曲をカバーしようと思ったのは?

スヒョン「初めはマネージャーから勧められて聴いたんですが、ライブ映像を観たら、曲と玉置さんの表情にハマっちゃって。ずっと聴いたり番組の映像を観たり、たまにカラオケで歌ったりしているうちに、カバーしたいなと思うようになって。だから、僕の願いが叶って本当にうれしいです! 機会があれば……いや、いつか玉置さんと一緒に歌いたいです!!」

――『メロディー』には、“あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ”というちょっと切ないけれどステキな歌詞がありますね。スヒョンさんの“なにもなくても楽しかった”ときを教えてください。

スヒョン「この歌詞に、僕はめちゃくちゃ共感したんですよ! 初めてこの詞を聴いたとき、練習生時代を思い出しました。当時の自分の姿というか、想いにリンクしているなって。僕は、ちょっとツライ環境で育ったんですが、歌が本当に大好きで、“なにもなくても 歌うだけで楽しくて幸せ”でしたね」

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