馬に騎乗して登場した斎藤工

 東京シティ競馬(TCK)の交流戦「第49回黒潮盃(SII)」が12日、東京・大井競馬場で行われ、2015年度のイメージキャラクターを務める斎藤工がレース前の賞典台に登場した。
参加型馬車イベント「スタークルージング」で活躍する大型馬、アルに騎乗して現れた斎藤は「競走馬の2倍くらい、800キロを超える巨体に乗って背筋が伸びるような神聖な気持ちになりました」と語り、「三国志というか漫画の世界のようでわくわくする瞬間でした」と振り返った。
TCKのイメージキャラクターに起用されてから競馬の勉強を始めたといい、「非常に面白いルールやシステムだと思います。小さな額ですが2回連続で当たりました。目利きできる情報を何通りかうかがって、あたりをつけて。まだ初級編ですが…」と楽しんでいることを明かした。
また、11月1日にオープン予定の新スタンドの名称について、一般公募から「G-FRONT」に決まったと発表した。「ドラマが生まれるゴール前(GOAL-FRONT)」という意味が込められており、全国から5509通の応募があったという。
審査時から公募作を見ていた斎藤は「ひねりが効いたものから直球勝負のものまでいろいろなものを見せていただいて、決めるのもなかなか難しく…。Gに隠された意味も(競馬場に)ふさわしい名前になったのではないかと思います」と新しい名称にうなずいていた。