映画『ダンボ』公開記念トークイベントが28日、東京都内で行われ、又吉直樹(ピース)と池田美優が、この春「新社会人」になる一般客の前に登場した。

 ディズニーの名作『ダンボ』をティム・バートン監督が実写化した本作。監督の大ファンという又吉は、「監督の作品は主人公が明るくて強くて、というのとは大きく違うので、感情移入がしやすいですね。キャラクターとか物語の構造の作り方も好きです。どうやって考えてるのやろうって監督の頭の中をのぞいてみたいです」と絶賛した。

 「ダンボ」を意識した衣装で登場した池田は、「トップスもダンボの色にして、ツインテールでダンボの耳っぽくしてきました」とにっこり。本作について「ダンボがかわいいし、迫力もすごいですよね。ほかにも個性的なキャラがいるのかなとか、スケールの大きさも気になります」とアピールした。

 また、「新社会人」へのメッセージを求められた又吉は、「僕も一学期苦手やったからなあ…。新しい環境が苦手やなって人もいると思うんですけど、でもそこを耐えないと二学期がやってこないんですよ。でも二学期から人気が出るタイプの方もいるので、耐えてほしいです」と、又吉らしいコメントで笑いを誘った。

 池田は「新しい環境だと自分を変えることもできるし、ここからがまた楽しい人生だと思うので、怖がらずに楽しんでほしい。何事も楽しむことが一番大事なんじゃないかな。伸び伸びと生きてほしいです」と笑顔でエールを送った。

 映画は3月29日から全国公開。