「VOCALOID 3 Lily」(左)と「VOCALOID 3 スターターパック Lily」

インターネットは、音楽グループm.o.v.eのボーカリスト、yuriの声をベースに制作したVOCALOID3専用歌声ライブラリ「VOCALOID3 Lily」を4月19日に発売する。価格は、「VOCALOID 3 Lily」が1万3440円、「VOCALOID3 Lily」と「VOCALOID 3 Editor」をセットにした「VOCALOID 3 スターターパック Lily」が1万9740円。

VOCALOID3専用として、新たに録音・制作した歌声ライブラリと、「VOCALOID2 Lily」の声質やニュアンスを忠実に再現した歌声ライブラリの2種類を収録。付属する「Tiny VOCALOID3 Editor」や別売の「VOCALOID3 Editor」を使ってメロディと歌詞を入力し、高音質な歌声合成ができる。

また、2種類のライブラリの使い分けやエディットによって、パワフルにもポップにも、またキュートにも、ジャンルを超えて艶やかな声質で歌うことができる。ブレスの音声ファイルも収録しており、歌唱表現の幅をさらに広げることもできる。推奨音域はD2~G4で、推奨テンポは90~180BPM。

m.o.v.eは、プロデューサーであるt-kimuraの「国籍や音楽的な枠組みといったジャンルにとらわれず常に進化と変化を繰り返す」というコンセプトの下、ラッパーのmotsuとボーカルのyuriの2名で構成する。yuriは、ダイナミックなスタイルで楽曲に生命を吹き込むボーカリスト。

なお、4月18日までにパッケージ版を予約した人を対象に、予約特典としてもれなくBigサイズの「Lilyオリジナル携帯クリーナー付きストラップ」をプレゼントする。また、ユーザー登録をすると、作成したボーカルパートを手軽にミックスでき、リバーブ、コーラス、イコライザ、センターキャンセラー、タイムコンプレッションなど、各種エフェクトを収録し、簡単な音のつくり込みや調整ができるミックス専用ソフト「OPUS Express for Windows」をウェブサイトから無料でダウンロードできる。

対応OSは、Windows 7(32/64ビット)/Vista(32ビット)/XP(32ビット)。