5.ヨガやストレッチ

炎天下での有酸素運動は、熱中症を引き起こすリスクもありますので、室内で行えるヨガや全身ストレッチといったユルイ有酸素運動がお勧めです。

ゆっくりと息を吐きながら、全身の筋肉を伸ばしたり縮めたりするヨガやストレッチは、関節が緩み、心身のリラックス効果も非常に高いのです。

夜でも30℃越えの熱帯夜がつづく夏に、外でジョギングやウォーキングを行うことは、暑さだけでもストレスが高く、体調を崩さないように水分や休憩をこまめにとりながら頑張ることになります。十分な注意をすれば、体調を壊さずに効果的なダイエットもできますが、快適な室内でヨガやストレッチを行う方が、身体に優しいですよ。

半身浴ダイエットをした後にヨガやストレッチをすると、体が温まっているので、効果は一層高くなり、しかも心身のリラックス効果で睡眠にも良い影響が現れますので、一層お勧めですよ。

まとめ

ダイエットは、翌年春に向けて秋から始めるのが最も効果的なのです。

そうすると、梅雨に入るころにはダイエットも終えて、あとは暑い夏に向けて、梅雨に入ったころからじっとりと汗をかく程度の運動を始め、発汗作用を活発にして、夏に向けて徐々に暑さに身体を慣らしていきます。これを暑熱順化と言います。

そして本格的な夏に入ったら、暑さを乗り切るために健康的な食生活を送って、暑さに負けない体力作りに励むことができます。これが夏の正しいい乗り切り方です。

既に時遅しで、暑熱順化もダイエットも不十分だったときは、まずは体温調節のために発汗作用を活発にして、デトックス効果とユルイ運動で痩せる努力をするしかありません。

でも、遅まきながらも夏を乗り切るために「暑熱順化のなされた”健康的な身体”を作る」ことに励み、ダイエットは副産物のつもりで地道に行っていれば、次第にダイエットにつながっていきます。本来“健康的な身体”とは、自然と痩せ体質になるようにできているからです。

しかし、本来夏のダイエットは体調に悪影響を与えやすいのです。だから、今年は”来夏に向けてのダイエット”のために、秋からダイエットを始めることをお勧めします。

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。
現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。