言葉が子どもに与える影響とは?

「チチンプイプイ、いたいのいたいのとんでいけ~」そう言われながら痛いところをさすってもらと、痛みが和らぐ体験をした人は少なくないのではないでしょうか。

大人になっても、つらいときに「きっと大丈夫」「たいしたことないよ」と言われると安心します。

そして「〇〇さんは信用できるね」「一緒にいるだけで安心するよ」と言ってもらうと自信がつきます。

大人になってからでもそうなのであれば、人格形成途中の子どもへ与える影響は計り知れません。

私は、母親にかけられた言葉の積み重ねが人格形成に大きく影響すると思っています。
そして、親から子への言葉には「魔法の言葉」と「呪いの言葉」があるように思うのです。

子どもにかける「魔法の言葉」

たとえば子どもが何かを頑張ろうとしているとき、「きっとうまくいくよ」「〇〇ちゃんならだいじょうぶよ」と言われている子どもは安心感と勇気を持つことができます。

もしも失敗しても「たまたま失敗しただけよ、次はうまくいくわよ」と言われると、励みになり頑張れるような気がする。これが魔法の言葉。

子どもにかける「呪いの言葉」

これに対して、「〇〇ちゃんにはできるわけがない」「また失敗するんじゃないの?」と言われている子供は緊張します。

もし失敗しても「だから言ったでしょう」「ほらやっぱり」と言われると、自信をなくしてしまいます。これが呪いの言葉。