(左から)金すんら、徳山秀典、舞羽美海

 舞台「ドリアン・グレイの肖像」の初日前会見が15日、東京都内の新国立劇場で行われ、出演者の中山優馬、徳山秀典、舞羽美海、仲田拡輝(ジャニーズJr.)、金すんらが出席した。

 本作の原作は、19世紀末に書かれたオスカー・ワイルドの長編小説。これまで幾度も映画化、舞台化されてきた。純粋無垢(むく)で圧倒的な美貌を持つ青年が、永遠の若さを持つ自身の肖像画に嫉妬する。彼が背徳に溺れていく中で、肖像画も醜く変化していく…という幻想的なストーリー。 

 ストレートプレー初挑戦の中山は「稽古も順調に進んで初日を迎えられる。出演する僕たちが楽しみにしてます」と充実した表情を浮かべた。金は「珍しいぐらいにみんな仲が良い。(中山が)引っ張ってくれている」と目を細め、徳山も「初めてとは思えない座長ぶり」、舞羽も「純粋に尊敬できる座長です」と中山を絶賛した。

 「今までは舞台のメークは自分でやっていたけど、今回は(ヘアメークさんに)やってもらえる。大女優になった気分」と中山。この舞台のために肉体改造に励んだと言い、「トレーナーがいて。(ポスターの絵画を)超えてるんちゃいますか? 胸ができましたし、体重は6キロ落として4キロ戻しました」と明かした。

 仲田は「筋トレを一緒にやったんですが、きつくて1週間で辞めてしまった」と告白。だが、中山との共演を楽しんでいる様子で「優馬と一緒に稽古場にいるとホッともしますし、刺激も受ける。負けないぞという気分にもなります」と語った。

 舞台は16~18日に都内、新国立劇場、22~26日に大阪、森ノ宮ピロティホール、29~30日に福岡、キャナルシティ劇場にて上演。