可愛らしく見える、眉メイク

「眉毛は、髪の毛と目の中間にあります。そのため、髪の毛と目の瞳の色の中間の色味や明るさにすると、髪色との差も出過ぎないのでおすすめなんです。

たとえば金髪にすると、眉毛の黒さがより目立ちますよね?眉毛はお顔の印象を決めてしまう大事なパーツ。その眉が黒く見えることは、それだけ強さをアピールしてしまってることになってしまうんです。

ですから、強さを出さないように眉づくりをすることが、可愛らしく見えるために大切なんですよ。

そこで、金髪の場合の解決策として、日本人の方は基本的に瞳はブラウンなので、黄色味のブラウンで眉メイクすれば、柔らかさや優しさ度アップします。

形はヘアと同様、曲線が大事。女性らしい丸みの眉を作りましょう」(木村さん)

可愛らしく見える、アイメイク

「眉編で少し触れましたが、ヘアと同様メイクにも曲線を意識すると、男性から見て可愛いメイクに活かせます。

女性の可愛いと男性の可愛いのギャップが最もあるメイクといえば、アイメイク。アイメイクに曲線を意識すると、男性目線の可愛いに最短で近づけます。

やり方として一番は、目の中心に高さを出すこと。目もとに一気に曲線が生まれます。アイラインをまず上下の黒目の上から目尻と目頭に広げて描き、中心を少し太めに描きます。

次にアイシャドウを瞼の中心に多めにつけると目の印象が丸くなり、柔らかく可愛らしいイメージになりますよ」(木村さん)

可愛らしく見える、髪の長さ別メイク

「髪の毛の長さによって印象は変わりますので、ヘアとメイクは常にセットとして考えてください。曲線づくりを双方からすることで、男性から見た可愛いヘアメイクは攻略できます。

髪の毛が長ければ長いほど、直線が生まれて大人っぽい印象になり、短ければ短いほど曲線が生まれやすくなり可愛しい印象になりますから、髪の毛が長い人は特にメイクで曲線をフルに意識していくことで、若作りに偏ることはなくなら自然な可愛らしい印象が作れます」(木村さん)

髪が長いから、女性らしく見えるのではなく、可愛らしくみえるわけではないということが、目からウロコな女性は多いのではないでしょうか。

同時に、目もとぱっちりだと可愛いというわけではないというように、女性が目指す可愛いと、男性の指す可愛いは、天と地との差であることが伺えます。

ぜひモテヘア編と合わせて、参考にしてくださいね。

【取材協力】
※ 木村旭宏…名古屋市の人気美容室『美容室Hair&Make Liel』オーナー。美容師としてサロンワークを行う中、雑誌等メディアで活躍するヘアメイクアーティスト。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11