NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の新たな出演者発表&スタジオ取材会が5日、東京都内で行われ、新キャストとして、寺島しのぶ、黒島結菜、菅原小春、柄本佑が、主人公の金栗四三を演じる中村勘九郎と共に登場。このほか新キャストとして板尾創路、夏帆、イッセー尾形の出演も発表された。
本作は、日本が初参加した1912年の「ストックホルム五輪」から、1964年の「東京五輪」実現までの激動の半世紀を描く。新キャストの面々は、4月から放送する第2ステージ・大正時代編に出演する。
日本に女子体育を普及させた第一人者・二階堂トクヨを演じる寺島は「トクヨさんは日本女子体育大学を設立された実在の方で、男尊女卑が激しい中、女子も負けていられないと、しっかりと立っていらした方です」と自身の役柄を紹介した。
金栗の教え子を演じる黒島は「真面目で気が強くて、金栗先生に向かってすごいことを言ってしまうクラスのボス的な存在です。撮影では走ったり跳んだり、いろんなスポーツをさせていただいて、とても楽しくて、これまでにない『いだてん』の雰囲気があると思います」と笑顔で話した。
日本人女性初の五輪選手・人見絹枝を演じる菅原は「初めてお芝居をやらせていただきます。私は日本では浮いてしまう体形とか筋力を持っているんですけど、世界に飛び出したときに、何だ私は普通じゃないか、だったら思い切りやってしまおうと思って。人見さんと通じるものがあるので、自分が抱いてる思いを、体でぶつけたいです」と抱負を語った。
柄本は「一人一人が“濃厚とんこつ”で個性的な中、“あっさりしょうゆ”な普通の男性の役です。お祭り騒ぎみたいな大河ドラマに参加できてうれしいです」と喜びを語った。
最後に、勘九郎が「皆さんとの出会い方が衝撃です。お楽しみください」とアピールした。
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