3: 迷いのあるメッセージを送ってしまった

別の40代男性Bさんに聞くと、「とりあえずメッセージを送ったものの、微妙な内容だったかも……。やめたほうが良かったかも」などと思い直したとき、メッセージを取り消すことがあるといいます。

20代男性Cさんも「『あ、俺、ちょっとキモいメッセージ送ってしまったかも……』と思ったとき、メッセージを取り消したことがあります」と振り返ります。

冷静になって考えると「マズい……」「悪印象を与えたのでは?」と思い、慌てて撤回する――しかし、そのメッセージが既に相手に見られていたら、取り消す意味はないのでは、と思うのは私だけでしょうか。



受け取る側を「なんで消したの?」「さっき消したメッセージには何を書いてたの?」と、悶々とさせるLINEのメッセージ取り消し。相手に好印象を与えたいなら、できる限り消さないほうがベター。

女性に聞くと「別に誤字脱字があっていい」「消されるほうが嫌な気持ちになる」「印象が悪い」など、メッセージ取り消しに懐疑的な人は少なくありません。

「消した」という履歴が残る意味を今一度考えたほうが良いかもしれませんね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。