舞台「GS 近松商店」製作発表会見に登場した(左から)渡部豪太、観月ありさ、鄭義信氏

 新歌舞伎座 新開場五周年記念舞台「GS 近松商店」製作発表会見が20日、東京都内で行われ、出演者の観月ありさ、渡部豪太、作・演出を務める鄭義信氏が登場した。

 本作は、関西の田舎町でガソリンスタンド(GS)を切り盛りしている人妻(観月)とその家族の姿を描く。

 観月は、出演依頼を受けた時の感想について「うれしかったです。ガソリンスタンドの女将の役ですけど、こういう役を配役してくれたことが自分自身では意外で、この女将をどうリアルにしていくかが、この公演のテーマだと思っています」と話した。

 プライベートでは3月に結婚したばかり。「人妻の役を演じるうえで、実生活の体験が役立つことは?」と聞かれると、「今回は旦那さんとうまくいっていない役どころで、実生活とはちょっと違う感じの距離感がある夫婦の設定なので、実生活から役立つことはないかなと思っています」と答えた。

 「結婚をして、プライベートや仕事の面で変化はあった?」と質問されると、「本当に独身時代と変わらないですね。ほとんど変わりなくやらせてもらっています」と明かした。

 「幸せですか?」との質問には、「幸せですね。幸せは感じています」と笑顔で答え、新婚生活の順調ぶりをうかがわせた。

 舞台は9月27日から10月14日、大阪・新歌舞伎座で上演。