堺小春(上)と今泉玲奈
舞台「転校生」の公開舞台げいこが22日、東京都内で行われ、オーディションで1474人の中から選抜された桜井美南、石山蓮華、伊藤沙莉ほか総勢21人の出演者と演出を手掛ける本広克行氏が登壇した。
本作は、平田オリザ氏が描く女子高生の群像劇。出演者選抜の基準について尋ねられた本広氏は「演劇のオーディションなので出過ぎる人はカットして、みんなのことを考えて動ける子を選びました」と答え、「ここは出会いの場。今後みんながスターになっていって、僕らのやったことが10年後に評価されたら」と期待を口にした。
また、本作で約8年ぶりに再デビューを果たすのが、父は堺正章、母は岡田美里という堺小春。堺は「本広さんが演出する小ネタや、映像技術など見どころ満載。お客さんがそれぞれ違った感想を持ってくれたらうれしい」とアピールした。
今回応募したきっかけについては「偶然募集のチラシを見た時が、応募締め切りの3日前ぐらいで“受けなきゃ!”と思った」と語り、オーディションについては「すべては経験。とにかく自分らしくしようと思って挑んだ」と振り返った。
また「普段は食事をする時ぐらいしか連絡を取り合わない父なのに、稽古が始まってから連絡がいっぱい来るようになって…。『稽古で苦しみ、本番で楽しんで』と(メールが)来ました」と明かし、「そんなことを言われたのは初めてだけど『分かりました。頑張ります』と返しました」と語り、笑顔を見せた。
今後の芸能活動については「意志はあります。せっかく良いチャンスを頂いたので」と明言し、舞台の仕上がりについては「星三つです!」と父親の番組になぞらえて元気いっぱいにコメントした。
関連記事
-
【週末映画コラム】気持ちのいい人情喜劇『あまろっく』/山田太一の小説をイギリス人監督が映画化『異人たち』
-
「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」 山本奈衣瑠『走れない人の走り方』【インタビュー】
-
若手注目俳優の佐藤瑠雅&坂井翔、「どこにでもいる男の子たちの何気ない生活を描いた」“じれキュン”ラブストーリー「彼のいる生活」【インタビュー】
-
「Destiny」“奏”石原さとみと“真樹”亀梨和也の12年ぶりの再会に感動 「運命を感じる」「真樹の『泣くなよ』がよかった」
-
「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”京本大我の雨の中のキスに反響多数 「横顔が美し過ぎる」「キュンを超えて面白い」
-
ドラマ「からかい上手の高木さん」月島琉衣&黒川想矢が撮影秘話を語る 映画版主演の永野芽郁&高橋文哉に対面し「うれしい」と感激
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】