写真左から天皇杯実施委員会 佐々木一樹委員長、公益財団法人日本サッカー協会 大仁邦彌会長、スルガ銀行株式会社 岡野光喜代表取締役社長兼CEO 写真左から天皇杯実施委員会 佐々木一樹委員長、公益財団法人日本サッカー協会 大仁邦彌会長、スルガ銀行株式会社 岡野光喜代表取締役社長兼CEO

2年ぶりに元日決勝となる『第95回 天皇杯全日本サッカー選手権大会』が、8月29日(土)に開幕となる。今年もノックアウト方式で戦う全88チームが、8月23日に出揃った。『第95回天皇杯』の切符を手にした都道府県代表のうち、ラインメール青森(青森)、北陸大学(石川)、徳島大学ヒポクラテス(徳島)、東海大学熊本(熊本)、J.FC MIYAZAKI(宮崎)の5チームが初出場、16チームが大学チームとなった。

天皇杯全日本サッカー選手権大会 チケット情報

昨年は国立競技場が改修工事のため12月に横浜で決勝を開催したが、今回は2016年1月1日(金・祝)・味の素スタジアム(東京都)にて決勝を迎える。日程は以下のとおり。

■1回戦:8月29日(土)・30日(日)
■2回戦:9月5日(土)・6日(日)・9日(水)
■3回戦:10月10日(土)・11日(日)・14日(水)
■ラウンド16(4回戦):11月11日(水)・14日(土)・15日(日)
■準々決勝:12月26 日(土)
■準決勝:12月29日(火)
■決勝:2016年1月1日(金・祝)

3回戦は、2回戦の結果によって、対戦カードに関連のあるスタジアムで実施する。また、ラウンド16(4回戦)以降の組合せを決める抽選会は10月22日(木)を予定している。

第89回(2009年)大会から設けられた、ジャイアントキリングを起こし『天皇杯』を象徴するゴールを表彰する“SURUGA I DREAM Award”は今回も健在。大会を一層盛り上げる。

公益財団法人日本サッカー協会 大仁邦彌会長は、「『AFCチャンピオンズリーグ』の出場権もかかっているので、アジア、またその先にある世界を見据えて『天皇杯』の歴史に残る激しくもフェアな戦いを繰り広げてほしい」と語った。

前大会王者のガンバ大阪・遠藤保仁は今大会について「一番古い、歴史のある大会だし、『ACL』にも繋がる非常に重要な大会。連覇もかかっていますし、連覇する難しさも十分分かっています。連覇できれば、チームにとっては大きな意味を持つタイトルになる」とコメントした。

全国2377チームの頂点を決める『天皇杯』は、8月29日(土)より開幕。今年は1回戦からJ1・2クラブ、J2全クラブがお目見えする。『天皇杯』1回戦および2回戦はチケット発売中。