映画『ボクは坊さん。』のイベント内覧会に出席した伊藤淳史と山本美月

 高野山開創1200年記念で製作された映画『ボクは坊さん。』のイベント内覧会が27日、東京都内で行われ、出演者の伊藤淳史、山本美月、原作者で僧侶の白川密成氏が出席した。

 この作品は、24歳の主人公・白方光円が祖父の死をきっかけに住職の道に足を踏み入れるお坊さんエンターテインメント。

 白方光円を演じた伊藤は、劇中のお坊さんの格好で登場すると、衣装を身に付けた感想について「身が引き締まるというか、背筋がすっと伸びる思いがしますね」と心境を語った。

 劇中では、お経を読み上げるシーンに挑戦した伊藤だが、「お経は極力、力を抜いて淡々と、と教えていただいて…。気持ちを込めすぎると言われたので、芝居とは真逆な感じがして難しかったですね」と撮影時を振り返った。

 伊藤の幼なじみを演じた山本は、「お坊さんのような真面目な人はどう?」と振られると、「とても魅力的だと思います。隣で(伊藤が)演じているのを見て、かわいらしいなあと思っていました」と明かした。

 また、劇中で人生初の白無垢姿を披露しているという山本だが、「白無垢を着た感想は?」と聞かれると「ウエディングドレス派だったんですけど、いつか結婚するときは白無垢もいいなって思いました」と話した。

 伊藤が山本の白無垢姿について、「本当にすっごいきれいでした」と絶賛すると、山本は「周りからの評判がとても良かったのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

 映画は10月24日から全国ロードショー(四国エリアでは10月17日から先行ロードショー)。