『キャプテン・マーベル』日本版本ポスター ©Marvel Studios 2018

マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』が2019年3月15日(金)公開。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』を控えた注目のマーベル最新作をレビュー。

はじめてのマーベル映画にもオススメ

アイアンマンやキャプテン・アメリカらアベンジャーズのヒーローたちが同じ世界観で活躍する映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の最新作。

10年間、20作品にわたって紡がれてきた壮大な物語は、初心者には入りにくい世界かもしれません。

しかし、『キャプテン・マーベル』の舞台はアベンジャーズが誕生する前。

これまで描かれていない昔の時代で初登場のヒーローですから、基本的に他作品の知識は必要ありません。

超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』を迎える前にマーベル映画に触れる最後のチャンスです。

主人公のキャプテン・マーベルは、女性ヒーロー初のMCU映画単独主演。

1990年代を舞台に、女性ヒーローが誕生する経緯を描きます。

キャプテン・マーベルはアベンジャーズのパワーバランスを変えると言われるほど圧倒的なパワーを誇るヒーロー。

しかし強大なパワーを得る代わりに記憶を失っています。

『キャプテン・マーベル』は、記憶を探し自分が何者なのかを見つけに行き、真のヒーローとして誕生する物語です。

ディズニー映画の女性といえば、ディズニープリンセスが思い浮かぶでしょう。

アベンジャーズのような“ヒーロー”とディズニープリンセスのような“お姫様”との違いは何でしょうか?

女性初の単独映画主演ヒーローとなるキャプテン・マーベルのオリジンを見ていると、その姿は近年のプリンセスの描き方とも重なり、“ヒーロー”と“お姫様”に違いなどないことを教えてくれます。

マーベル作品を観たことがなくてもディズニーが好きな人なら『キャプテン・マーベル』の魅力がよく分かることでしょう。

「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます