女性たちのなかには「彼のために」と思って、自分磨きや家事全般をがんばる方がいます。

でも、実はがんばらなくても良いこともあるのではないでしょうか。

今回は「彼のためにがんばらなくても良かったこと」を3つご紹介します。

彼に合わせる

「彼の好みだから」という理由で、自分の“したい”とは違うファッションやヘアスタイル、メイクにして、「彼に愛される」「彼に好きでいてもらう」ことを目指す。はたしてその状態で、自分自身が心から楽しめているのか? 若干モヤッとしているなら、それを考え直したほうが良いかもしれません。

「昔は付き合っていた彼の好みに合わせていたけど、自分らしくないし、しっくりこないと気づいた」「自分のおしゃれは自分が好きなようにしないと意味がない」

「どうして彼に合わせる必要があるんだろう? と、あるときハッとした」「本当はロングヘアじゃなくて、ショートが好きなのに…と、自分の好きな髪型にした」

女性たちからは、なぜか彼の“そうあってほしい”を引き受けていた、何の疑問にも感じずそのようにしていた、という声を聞きました。

でも、彼の好みに合わせなければいけない、という決まりなんてないし、そもそもなぜ彼にコントロールされる必要があるのか!? 一度考えてみて。

自分が一番好きな見た目でいることが大事です。でないと、彼と一緒にいるときの気分が良いものにはなりづらく、どこか不満を抱えることになるはず。

料理

長い間「料理は女性がするもの」「女性はある程度、料理ができてあたりまえ」というような思い込み、固定観念があったと思います。

好きな男性のために手料理をふるまうのが良し、とされる文化もありました。料理教室に通うことも「女磨き」の一貫でした。でも、料理=女性、と決めつけるのも変な話。

料理が好きな男性だっていますし、男性が料理をしたっていいし、忙しく過ごすなか、「時間ないのになあ…」とストレスを溜めながら、嫌々料理を作る必要はないんです。

もちろん料理が好きで、作るのが楽しい! と思っている方は、素直に料理をすれば良いでしょう。大事なのは「面倒だな」「作りたくないな」という自分の感情に反した行動をしない、ということ。

女性たちからは「別に無理に手作りする必要はない」「外に食べに行けばいい」「惣菜を買ってきて食べてもいい」などの意見を聞きました。

「疲れているのにこれから料理しないといけないのか…」というネガティブな気持ちは、料理にプラスの影響をもたらさない可能性も。

それなら料理をがんばらない。「ふたりで食を楽しむこと」「ふたりでリラックスする時間を楽しむこと」に集中することが“本質”ではないでしょうか。