写真左より、リーチ マイケル主将、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ 写真左より、リーチ マイケル主将、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ

8月28日、『リポビタンDチャレンジカップ2015』ウルグアイ戦を翌日に控えた日本代表の前日会見が行われた。『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』を前に、国内最後のゲームに臨むエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)が「いいパフォーマンスを見せる準備は万端だ。自信を持って日本を旅立ちたい」と言えば、リーチ マイケル主将も「選手たちの集中力、緊張感、質が上がってきた。国内最後の試合でいい試合をしたい」と自信を覗かせた。

リポビタンDチャレンジ2015 チケット情報

エディーHCが「これまでよりも強いメンバーが揃った」と語った、試合登録選手は以下の通り。1三上正貴(東芝)、2堀江翔太(パナソニック)、3畠山健介(サントリー)、4トンプソン ルーク(近鉄)、5大野均(東芝)、6リーチ マイケル(東芝)、7マイケル・ブロードハースト(リコー)、8ツイ ヘンドリック(サントリー)、9田中史朗(パナソニック)、10小野晃征(サントリー)、11福岡堅樹(筑波大)、12クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、13マレ・サウ(ヤマハ発動機)、14松島幸太朗(サントリー)、15五郎丸歩(ヤマハ発動機)、16渡邉隆之(東海大)、17木津武士(神戸製鋼)、18山下裕史(神戸製鋼)、19真壁伸弥(サントリー)、20ヘイデン・ホップグッド(-)、21日和佐篤(サントリー)、22立川理道(クボタ)、23カーン・ヘスケス(サニックス)

指揮官はウルグアイ戦では「試合のベーシックの部分でしっかり戦いたい」と言う。主将も「イージーなミスをなくす」と同意する。さらにリーチは「『パシフィックネーションズカップ』から先週までの6試合はファンも納得していないと思う。ファンに自信を持ってもらえるような、このチームは『RWC』で勝てるんだと思ってもらえるような試合をしたい」と誓った。

明日のウルグアイ戦、8月31日(月)の『RWC』メンバー発表、決戦の地・イングランドでの9月5日(土)・ジョージアとのテストマッチを経て、『RWC2015』9月19日(日)・南アフリカ戦に挑む日本代表。大会後の退任を発表したエディーHCは「世界中に日本はラグビーと真剣に向き合っていることを知らせたい。そのためにベスト8に勝ち残りたい」と目標を口にした。リーチはその先も見ていた。主将は「『RWC2015』にすべてをかけて勝ちたい。そして『RWC2019』につなげたい」と開催国として迎える次回大会をも見据えていた。

過去7大会で1勝2分21敗の成績に甘んじてきた日本代表が、ベスト8というとてつもなく高い壁に挑む『RWC2015』。先週、30-8と快勝したウルグアイを相手に、さらに強い日本代表を見せる。『リポビタンDチャレンジ2015』日本代表×ウルグアイ代表は8月29日(土)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。チケットは残り自由席のみ発売中。