(左から)平野俊一監督、青木崇高、新垣結衣、向井理、綾野剛、吹石一恵、大森南朋

 映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の初日舞台あいさつが29日、東京都内で行われ、出演者の向井理、綾野剛、新垣結衣ほかが登場した。

 本作は連続ドラマ「Sエス―最後の警官―」の劇場版。主演の向井は公開初日の心境を「本当に長い戦いだったと思います。長い撮影をはじめ、たくさんの人とたくさんの期間を経てここまでたどり着きました」と語った。

 向井と綾野はプライベートでも仲が良いことで有名。「お互いの好きな部分は?」と聞かれると、二人は照れて返答に困っていたが、新垣から「よく触り合ってますよね。とにかく触り合っています」と暴露されると、綾野は「この人(向井)は、本番中も平気で僕の尻をガッとやってくるんですよ。そういうチャーミングなところ(が好き)」と答えて、笑いを誘った。

 一方、向井は綾野について「この前、飯でも食おうと思って、夜の6時半ぐらいに(綾野に)メールをしたら、返ってきたのが夜の7時で『寝てた』って。夜の7時まで寝る生活ってどういう生活?っていう、奔放なところ。ベールに包まれた謎な部分(が好き)ですね」と明かした。

 最後に綾野は、主役として撮影チームをけん引した向井に「ドラマから映画にかけて、気を抜かずに体を作り続けながらも、精神力をずっと保っていたと思います。最後まで走り抜けた向井理に感謝を申し上げたい。理、お疲れさまでした」と熱いメッセージを送り、二人は握手を交わした。