言いたいことを言い合う

「なんでも言い合って、ケンカをするのも大事。こちらが謝れば大丈夫」

言い合ってその結果、ケンカしていてはダメ。謝る謝らないではなく、ケンカをしない。つまり「言いたいことはすべて言わないでおく」ほうが賢明です。

なぜなら、言われたほうは我慢することになるから。

ベストなのは「本当に言いたいことだけ言って、あとは心の中にしまっておく」ことです。

飾らない

「好きな人にはありのまま、すべてを知ってほしい。そのほうがお互いにラク」

“ありのまま=家族に見せている姿や格好”と勘違いしがちですが、ありのままとは外見ではなく、内面のこと。

確かに気取っていては窮屈ですし、ありのままの外見でいるのはラクです。しかし、家族でもないのに家族に見せる姿、つまり気を抜き過ぎた姿を見せられると、異性は途端に冷めていきます。とくに男性は彼女に対し「いつまでも女性らしくいてほしい」と願っていますので、彼の前で気を抜いた格好やスッピンはできるだけやめましょう。

ありのままとは内面のことです。飾らないことと気を抜くことは違います。“飾らない”は「気取ったり見栄を張らない」という意味です。取り違えないようにしましょう。

いかがでしたか?

「変だな。こうすれば続くはずなのに。なぜ恋が長続きしないのかな?」と不思議に思っていたあなた。意味を取り違えてないか、もう一度振り返ってみてください。

「自分だけラクしたり、ラクになりたいからすること」にはリスクが伴います。参考にしてくださいね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。