バックネット裏屋上から見下ろした横浜スタジアム バックネット裏屋上から見下ろした横浜スタジアム

3月15日、横浜スタジアムの新設エリアの内覧会が行われた。ライト側スタンド4階「ウィング席」、3階「BAYSIDE ALLEY」、バックネット裏4階「個室観覧席」、「屋上」が初公開されたのだ。

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ライトスタンド上段にさらに増築された3500席のウィング席はすり鉢状になった横浜スタジアムの特性からか、思ったよりもマウンドやバッターボックスまでの距離を感じさせない。周囲よりも高さがあるため開放感満点で心地いい。前売の基本価格2100円とリーズナブルな料金設定もうれしい限り。ライト側スタンド3階には球団オリジナル飲食を提供する5店舗が入ったフードエリアBAYSIDE ALLEYが完成。若手選手寮の青星寮名物のカレーをアレンジしたカレーパンや220gの食べ応え十分の骨付き鶏肉をグリルしたベイチキンレッグ、ビールもご飯もすすむベイマグロ丼など、オススメメニューがズラリ。

バックネット裏4階の個室観覧席「NISSAN STAR SUITES」は高級ホテルを思わせるサービスを提供。利用者限定の入り口を用意、専用エレベーターで日産スタースイートまでスムーズに移動。30部屋限定のバルコニー付き個室では特製Bバーガーや飛騨牛入り特製スター巻きなどのオリジナルメニューからフィレステーキやオマールエビのサラダなどの絶品メニューまで横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ自慢の豪華料理が揃う。日産スタースイートは法人の商談やプライベートで特別な日を過ごすのに最適な極上空間となっている。

また、日産スタースイートの上にはぐるり360度横浜の景観が見渡せる屋上もつくられた。こちらの運用方法はペナントレース前半戦で決定するとのこと。

日産スタースイートにはアレックス・ラミレス監督が登場。指揮官は個室観覧席の感想を「おいしい食事と素晴らしい景色、いいコンビネーションが楽しめる。スター巻きはおいしいので、いくつか持って帰りたいくらい」と語った。さらに増設されたウィング席を「より多くのファンが集い、横浜スタジアムがもっとブルーになる。選手にとっていいモチベーションになるし、“ファンのために勝とう”という気持ちが強くなる」と歓迎した。

岡村信悟球団社長は屋上からの景観に胸を張った。「旧市街地から見る景色。この風景は12球団でも最高レベルだと自負している。具体的な運用方法はこれから考えていくが、試合開催日だけではなく、訪れた人々に横浜の風景を心に刻んでもらいたい。夜、どんな景色が見られるか今から楽しみ」と心を躍らせた。

横浜DeNAベイスターズは3月16日(土)・福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦から横浜スタジアムに帰って来る。最後の実戦練習を積み重ね3月29日(金)・中日ドラゴンズを迎え撃つセ・リーグ開幕戦に臨む。