家庭状況を話すのは子どもが小学校高学年や中学生になってから

小学校高学年ともなるとお友達に何でも話してしまうこともなくなると思いますので、家計状況をもう少し詳しくお話していくといいと思います。

塾代や高校の費用(公立と私立の違い)なども話したうえで、進路も考えるようにしたいです。

高校生以上の子どもには

大学や専門学校へ進学する場合、費用の用意がどこまであるのか、奨学金を借りる必要があるのか、などは子ども本人にも関わってくる問題です。

特に奨学金は大学卒業後から子ども本人が返済していかなければなりません。

今の時代は色々な選択肢があります。子どもさんとしっかりお話していくことをお勧めします。

私たち親の世代が子どもの頃はインターネットなんてまだ存在しませんでしたし、携帯電話もありませんでした。ここ20年あまりで私達の生活環境は大きく変わりました。ネットを経由して商品が買えるようになり、スマホで課金ができるようになりました。

お金の知識を持つことはトラブルに巻き込まれないためにも大事なことです。

ぜひ私達の人生にかかせないお金について家族で話し合う習慣を作っていってください。

串宮由紀子

キッズ・マネー・ステーション認定講師      マネーサロンなないろ主宰 ファイナンシャルプランナー(AFP)

2013年、ママ達が気軽にお金について話す場を設けたく、マネーサロンなないろを立ち上げる。子育て中のママという立場から、ママと子ども達へお金についてわかりやすく伝授している。現在自分も2人の娘(小6、小3)にマネー教育を実践。

「見えないお金」が増えている現代社会の子供たち。物やお金の大切さを知り「自立する力」を持つようにという想いで設立。全国に約160名在籍する認定講師が自治体や学校などを中心に、お金教育・キャリア教育の授業や講演を行う。2018年までに1000件以上の講座実績を持つ。公式サイト「キッズ・マネー・ステーション

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