春は、新たなママ友関係が生まれやすい季節。

出会ったばかりのママ友に、なるべく「感じのいい人だな」と思ってもらえたら嬉しいものですが、残念ながらその逆になってしまう場合も……。

では、女性が同性に対して抱く悪印象は、どんなことが決め手になっているのでしょうか?

うまくやっていきたいと願いながらも、細かいことが目についてしまって何だかモヤモヤ。そんな複雑な女性同士の心理に迫ってみましょう。

「見た目」は有力な情報源

早速注目したのが、医療法人団真美会 「銀座矯正歯科」が行った「女性同士でよく見る箇所に関する意識調査」の結果です。

同調査では、7割以上の女性が「周りの女性の見た目をチェックしている」ことが判明しました。

女同士で10人集まると、そのうち7人は人の外見をやたらと意識している……なんて想像してみると、なかなか息苦しいものが。見かけだけで人を判断するとしたら、あまり褒められた話ではないですね。

ただ一方で、外見の印象から得られる情報は無視できません。気持ちよくつきあえそうな人物は見た目にも清潔感がありますし、だらしない性分の人は容姿ケアも怠りますからね。

見た目が有力な情報源であることは、明らかです。

厳しいファッションチェック

もう少し具体的に知りたいですね。女性たちは、同性の「見た目」の中で、特にどの箇所をよくウォッチしているのでしょうか。

これには、半数以上が「服」と回答しています。

ママ友同士だと、ファッションセンス以外に、衣服にかけるお金やそこから分かる生活水準も察知しそう。

我が家の財政状態と比較して、相手が上か下を気にしてしまうママもいるのではないでしょうか。マウンティングの材料にしたがる意地悪ママもいるかも!?

同性の厳し~いファッションチェック! 視線がコワイです……。

「厚化粧」は最悪!

この調査結果では、「印象が下がる理由」の第1位に挙がったのは「濃い化粧」。

2位以降は「歯の着色汚れ」「歯並びの悪さ」と口もと関係が続き、自身ではさほど気にしていなくても、歯で印象がダウンしてしまう場合が多いと分かりました。

さきほど、女たちは周りの同性の「服」をガン見しているとお話しましたが、そのわりに「印象が下がる理由」への回答に「服」はランクインしていませんでした。

服のセンスのまずさより、濃すぎるメイクが積極的に悪感情を抱かれる原因になるわけです。

女性は自分でもお化粧しますからね。自分の顔の欠点を塗りこめて、虚飾に走る……。心当たりがあるからこそ、メイクの濃淡に敏感になってしまうのではないでしょうか!?