耐熱ボウルで中華のとろみ料理ができるパナソニックのスチームオーブンレンジ

パナソニックは3月20日、新開発の高速0.1秒センシングを搭載し、焦げつきやすくダマになりやすい中華の「とろみ料理」などが調理できるスチームオーブンレンジ「3つ星 ビストロ NE-BS1600」を発表した。価格はオープンで、税別の実勢価格は17万円前後の見込み。6月1日から発売する。

新製品では、2017年から搭載している、耐熱ボウルだけで調理できる「ワンボウルメニュー」に新たに「ワンボウル中華」と「ワンボウルフレンチ」の二つを追加した。従来の「ワンボウルパスタ」「ワンボウルシチュー」と合わせて4種類のコースから選択できるようになった。

従来は0.5秒かかっていたセンシングスピードを、0.1秒に速めた「高速0.1秒センシング」を新開発して搭載。高精細の64眼スピードセンサーによるキメ細かい温度測定の精度が向上したことと、5段階の加熱アルゴリズムを合わせた業界初の「とろみセンシング」により、微妙な火加減が必要になる「とろみ料理」が作れるようになった。

また、肉や魚介のタンパク質の硬化を抑えながら、調理の途中にかき混ぜなくても、中華料理で多いとろみによる食材やこびりつき、焦げも防げるようになった。

例えば、耐熱ボウルで八宝菜を作るときは、肉、むきエビ、イカを入れて片栗粉をまぶす。その上に人参、しいたけ、ざく切りした白菜の葉や軸を入れて、ラップをふんわりとのせる。後は「ワンボウル中華」から「八宝菜」を選択してスタートするだけで、約15分後には八宝菜が出来上がる。

パナソニックでは、「料理にかける時間が足りないけど、家族に手料理を食べさせたい、肉や野菜のバランスの良い食事を作りたい」と考える忙しい共働き世帯に向けて「ワンボウルメニュー」を訴求していく。

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