Huawei Mate S

中国ファーウェイは9月2日(ベルリン時間)、「Mateシリーズ」の新たなフラッグシップスマートフォン「Huawei Mate S」を発表した。ラインアップは32GBモデルと64GBの2機種で、日本での発売時期や価格は未定。

ワンキーアンロックテクノロジー「Fingerprint Sense 2.0」や、ナックルセンステクノロジー「Knuckle Sense 2.0」、フォースタッチテクノロジーといった革新的なタッチ機能を備えたのが特徴。

指紋センサ「Fingerprint Sense 2.0」は、自己学習機能によって従来機種と比較して2倍の認識速度を実現した。ロック解除だけでなく、支払いアプリのセキュリティ向上も可能にする。「Knuckle Sense 2.0」は、爪先や指の関節部でのタップに対応し、ショートカット文字によるアプリ間の移動や、オリジナルのナックルショートカットの作成、フリーハンドでの画像切り取りやコピー、動画の断片の切り取りなどができる。フォースタッチテクノロジーは、画面へのプレッシャーレベルを識別し、プレッシャーの度合いによって画面のズームやアプリ開始などを認識する。

本体は、背面に丸みを帯び、アンテナとメタルシェルへシームレスにつながるナノメーターインジェクションモデリングが、非常に滑らかな感触を生み出す。ダイヤモンドカッティング、CNC彫刻、ナノテクノロジー、サファイアレンズによって、つなぎ目のないメタルボディを実現した。

オクタコアCPUを採用し、Gorillaガラス採用の5.5インチ有機ELディスプレイ、3GBのメモリを搭載する。インターフェースは、1300万画素/800万画素のカメラなどを備える。対応無線通信は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0。OSはAndroid 5.1。サイズは幅75.3×高さ149.8×奥行き7.2mmで、重さは約156g。

32GBモデルは、カラーがチタングレイ、ミスティックシャンパンの2色で、西ヨーロッパでの価格は649ユーロ。64GBモデルは、カラーがプレステージゴールド、コーラルピンクの2色で、西ヨーロッパでの価格は699ユーロ。なお、フォースタッチバージョンは限定販売を予定する。