これは美味しい! “CAおすすめ”絶品トッピング

アクセント野菜のトッピングはすべて無料だが、有料トッピングもある。有料でもいいから、好きなカスタマイズサンドイッチを食べたい人におすすめな「サブウェイ上級者編」を紹介しよう。

ナチュラルチーズ、クリームチーズ、たまご、ベーコンなど、野菜以外のサンドイッチに使用している具材は基本的に有料でトッピングができる。追加したい食材を選び、トッピングしてもらうといいだろう。

撮影:山田美幸

成田空港第1ターミナル南ウイングにサブウェイがある。結城さんはこの店で働いていた経験がある。そんな結城さんが、よくCA(キャビンアテンダント)から注文を受けていたサンドイッチがあるという。

「ローストビーフにマスカルポーネを追加注文されるCAの方々が多かったんです。ジューシーなローストビーフに、マスカルポーネが加わることで上品な味わいになります」

ローストビーフは590円。マスカルポーネはプラス90円。海外のレストランで美味しい料理を食べているはずのCA。そんなCAに一番人気だったのが、マスカルポーネをトッピングしたローストビーフだというのだ。

成田空港第1ターミナル南ウイング店でもパンを店で焼いていることはいうまでもない。CA御用達のマスカルポーネをトッピングしたローストビーフを結城さんに作ってもらった。

撮影:山田美幸

肉肉しいローストビーフの味わいをマスカルポーネがつつみこみ、とてもクリーミィ。これまで食べたことがないローストビーフに仕上がっていた。

サブウェイのおすすめは、サンドイッチだけじゃない、という話

最後に、ミイラ取りがミイラになる、という話を紹介する。

「うまいめし」の読者の中には、近い将来就職をひかえている人もいるかもしれない。そんな人に耳寄りな情報。

サブウェイには、わたしのような初心者の客もいれば、中級者も上級者の客もいる。いろいろな客と接しながらサンドイッチを作るだけでなく、パンを焼かなければならない。

おそらく、サブウェイ初心者がサンドイッチを頼むよりも細かい(面倒?)仕事をこなさなければならないはずである。なにしろ十人十色のサンドイッチを、その場で作らなければならないのだから。

撮影:山田美幸

でも、料理やパンに興味があったり、客を含め、スタッフとのコミュニケーション能力や適応能力を身につけたいと考えている人には、サブウェイのような店で働くのはオモシロイのではないか。

若いうちから、そうした勉強をするのは、価値があると思うなあ。若いときの苦労は買ってでもしろ、っていうでしょう。買うどころか、バイト料をもらえる。

もちろん仕事は大変だ。けれど、サブウェイでの経験は、就活でも、社会に出てからも絶対に役立つ。あなたの〈武器〉になると思う。サブウェイに頼まれたから書くのではない。結城さんの話を聞いていて、オモシロそうだと思ったので紹介しました。

焼き立てのパンの話から、かなり脱線しちゃったけど。まずは、初心者としてサブウェイへ行ってみよう。え、何を注文するかって? もちろん、CAに人気が高い『ローストビーフ&マスカルポーネ』でしょ、やっぱり。

<ランチ限定バリュー「昼得セット」スタート>

500円・580円・680円の3つの価格展開で、週替わりのサンドイッチにポテト(S)またはドリンク(S)を、通常価格より割安でセット可能に。
さらに+160円で、ポテト(S)とドリンク(S)の両方をセット可能。

提供時間:毎日11:00~16:00のランチタイム限定
提供店舗:サブウェイ全店

 

 

東京五輪開催前の3歳の時、亀戸天神の側にあった田久保精肉店のコロッケと出会い、食に目覚める。以来コロッケの買い食いに明け暮れる人生を謳歌。主な著書に『平翠軒のうまいもの帳』、『自家菜園のあるレストラン』、『一流シェフの味を10分で作る! 男の料理』などの他、『笠原将弘のおやつまみ』の企画・構成を担当。